膿胸<感染症>の症状の現れ方

 急性では悪寒(おかん)を伴う高熱、咳(せき)、胸痛、呼吸困難が主な症状です。重症の場合は血圧低下や敗血症を伴い、ショック状態となります。

膿胸<感染症>の診断と治療の方法

 原因となる細菌に感受性のある抗生物質の全身投与と胸腔ドレナージ(チューブによる排液)の両方が必要です。抗生物質は、広域ペニシリンや第2世代セフェム系の薬物が点滴で投与されます。しばしばアミノグリコシド系薬剤も併用します。
 胸腔ドレナージに使うチューブは膿状の胸水の詰まりをなくすため、できるだけ太いものを使います。チューブから直接抗生物質を注入したり、生理食塩水で胸腔内を洗浄します。
 慢性膿胸は難治性なので、胸膜肺切除などで肺の膨張(ぼうちょう)を図る外科治療も行われます。