ウイルス性下痢症<感染症>の症状の現れ方

 突然の嘔吐・下痢で始まります。過去に感染をしていると、気持ちが悪い程度で終わることがあります。
 主要な6つのウイルスのなかで、ロタウイルスの症状が通常いちばん重症です。ロタウイルスでは下痢が1週間ほど続くことがありますが、そのほかのウイルスでは数日で終わります。
 そのほか、発熱、呼吸器症状を伴うことがあり、まれにけいれん、脳症、腸重積(腸管の一部が腸管腔内へ入り込む)などが起こります。

ウイルス性下痢症<感染症>の診断と治療の方法

 嘔吐に対しては鎮吐薬(ちんとやく)を使用します。経口摂食が可能であれば、少量で回数を多くした食事が原則です。経口補液を行うこともあります。経口で摂食が不可能な場合、あるいはその危険性がある場合は経静脈輸液を行います。
 止痢薬(しりやく)は原則として使いませんが、ラックBやビオフェルミンなどの生菌製剤は用います。