サルモネラ腸炎<感染症>の症状の現れ方

 菌で汚染された飲食物を食べたり飲んだりして6時間〜2日くらい経過したあとに、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱が現れます。下痢の程度は軟便から水様便までさまざまで、血便になることもあります。重症になると腎不全(じんふぜん)を起こすことがあります。

サルモネラ腸炎<感染症>の診断と治療の方法

 下痢で脱水になることを防ぐために、下痢をしていても水分をとることをすすめます。自然に治ることが多く、薬剤を服用せずに、あるいは整腸薬を服用して経過を観察することもよくあります。
 中等症から重症のものでは抗菌薬で治療することもあり、成人患者では多くの場合、ニューキノロン系の抗菌薬を使用します。脱水がひどければ、点滴で水分を補うこともあります。
 高齢者や乳幼児で脱水を起こしやすく、さらに腎不全になりやすいので、高齢者や乳幼児では注意が必要です。