梅毒<感染症>の症状の現れ方


(1)1期梅毒
 感染後3週ころに初期硬結(こうけつ)(しこり)が生じ、そののち軟性下疳(なんせいげかん)と呼ばれる潰瘍を形成します。男性では亀頭(きとう)、包皮内板(ほうひないばん)、女性では小陰唇(しょういんしん)、陰唇後連(いんしんこうれん)、子宮頸部(けいぶ)に多く発生します。リンパ節の腫脹(しゅちょう)(はれ)を起こすこともありますが、これらの病変は数週間で自然になくなります。

(2)2期梅毒
 感染後3カ月ころから、全身に梅毒性バラ疹、丘疹(きゅうしん)などが発生します。これらの症状は数週から数カ月でなくなります。

梅毒<感染症>の診断と治療の方法

 梅毒ではペニシリン薬がよく効きます。治療期間は早期梅毒で4週間、晩期梅毒で8週間程度です。この場合、治療の目的はトレポネーマを死滅させることで、重要なのは梅毒血清反応を陰性にすることではないということです。