鼠咬症<感染症>の症状の現れ方

 モニリホルム連鎖桿菌の感染の場合は、通常3〜5日の潜伏期ののち、突然の悪寒(おかん)、回帰性を示す発熱(上がり下がりを繰り返す)、頭痛、嘔吐、筋肉痛などインフルエンザのような症状で発症します。
 90%以上の患者さんに、暗黒色の麻疹(ましん)(はしか)のような発疹が四肢の内側や関節の部位に現れますが、数日で消えます。また、痛みを伴う多発性関節炎を起こします。合併症としては心内膜炎、膿瘍(のうよう)の形成、肺炎、肝炎、腎炎、髄膜炎(ずいまくえん)などがあります。
 鼠咬症スピリルムでもほぼ同様ですが、関節炎を伴うことはほとんどありません。

鼠咬症<感染症>の診断と治療の方法

 ペニシリンが第一選択薬ですが、テトラサイクリン、ドキシサイクリンも有効です。