アニサキス症<感染症>の症状の現れ方

 新鮮な海産魚類を食べて3〜4時間後に、突然、激しい腹痛、吐き気・嘔吐が襲います。半日以上から、長い時は1週間くらいたって腹痛に見舞われることもあり、この時は胃ではなく腸に虫が侵入していると考えられます。
 一部の人には、じんま疹のような発疹やかゆみが現れることがあり、アニサキスに対するアレルギー反応だと考えられています。実際、いわゆるサバアレルギーの人を調べたところ、原因はサバではなくアニサキスだったという報告があります。

アニサキス症<感染症>の診断と治療の方法

 胃アニサキス症の場合、内視鏡で虫をつまみ出した瞬間、嘘のように痛みが消えます。もっとも、アニサキスは人体中では1週間程度で死んでしまうので、虫を摘出できなくても対症療法だけで治ります。
 ただし、虫が腸管から外に出て症状を起こしているなら、駆虫薬(くちゅうやく)(メベンダゾール)を内服します。