旋毛虫症<感染症>の症状の現れ方

 自覚症状のないものから重症のものまでありますが、典型的には、感染した肉を食べて1週間くらいして下痢、腹痛が現れ、2日〜1週間ほど続きます。
 次に、幼虫が筋肉に入ると筋肉痛、発熱、発疹、脱力感が起こり、眼のまわりに浮腫(むくみ)が起こります。眼、のど、舌、横隔膜(おうかくまく)、肋間(ろっかん)の筋肉がよく侵され、重い感染では呼吸がしにくい、しゃべりにくい、ものを飲み込みにくいなどの自覚症状が出ます。
 心筋が侵されると、心臓のポンプ機能が低下し、死亡の原因になることもあります。

旋毛虫症<感染症>の診断と治療の方法

 虫自体に対しては駆虫薬(くちゅうやく)(メベンダゾール)を内服します。ただし、体中の虫がいっぺんに死ぬと激しいアレルギー反応が起こるので、ステロイド薬を併用します。また、呼吸障害や心不全がある時には、それに応じた治療をします。