包虫症(エキノコックス症)<感染症>の症状の現れ方

 包虫の増殖は遅く、感染してから長期(数年〜十数年)にわたって無症状ですが、包虫が増殖してスポンジ状の大きな病巣を形成するようになります。
 肝臓に寄生している場合、肝臓がはれて上腹部に痛みを感じるようになり、黄疸(おうだん)の症状が出ることがあります。また、包虫は脳や肺に転移することがあり、脳転移では神経症状が現れます。症状が現れてから治療せずにいると、10年で94%の患者さんが死亡します。

包虫症(エキノコックス症)<感染症>の診断と治療の方法

 手術で病巣を切り取る以外、治療法はありません。そのためにも早期発見・早期治療が非常に重要で、その場合の予後は良好です。