肝吸虫症(肝ジストマ症)<感染症>の症状の現れ方

 肝吸虫の幼虫を飲み込むと、約1カ月で成虫になります。成虫は胆管に寄生し、産卵します。そのため、肝臓から胆汁が流れにくくなり、肝臓で炎症が起こります。
 主な症状としては、だるさを感じたり、下痢を起こしたりします。胆管のなかで多数の虫卵が固まって胆石ができることもあります。成虫は20年以上生きるので、治療しないと慢性化します。肝吸虫症が進行すると、腹水や黄疸(おうだん)の症状が出て、いわゆる肝硬変(かんこうへん)に移行します。

肝吸虫症(肝ジストマ症)<感染症>の診断と治療の方法

 特効薬は、抗寄生虫薬のプラジカンテル(ビルトリシド)です。肝硬変にまで進行した場合には、肝硬変に対する治療を行いますが、予後は不良です。