サル痘<感染症>の症状の現れ方

 7〜21日(平均12日)の潜伏期間ののち、発疹、発熱、発汗、頭痛、悪寒(おかん)、咽頭痛(いんとうつう)、リンパ節の腫脹(しゅちょう)(はれ)が現れます。その後、感染局所を中心に発痘し、水泡(すいほう)、膿疱(のうほう)、痂皮(かひ)(かさぶた)へと進行します。重症例では全身に発痘して、天然痘と臨床的に区別できません。
 致死率はアフリカでの流行では数〜10%ですが、米国での流行では死亡例は報告されていません。

サル痘<感染症>の診断と治療の方法

 特異的な治療法はないため、対症療法によります。シドフォヴィルやST‐246という薬剤が、サル痘ウイルスを含むオルソポックスウイルスに有効であることが実験的に明らかになっていますが、サル痘患者への投与例はありません。