PCB中毒<食中毒>の症状の現れ方

 顔面や臀部(でんぶ)などのざ瘡様(ざそうよう)皮疹(塩素ざ瘡)、顔面、歯肉、爪などの色素沈着、眼脂(めやに)などが特徴的な症状です。
 油症の患者さんからは、メラニン色素の強度な沈着を意味する「黒い赤ちゃん」が生まれていて、母胎から胎児への影響も認められています。また、とくに若い女性の患者さんには、子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)などのさまざまな生殖障害が発症しています。

PCB中毒<食中毒>の診断と治療の方法

 絶食療法でPCBやPCDFの排出を促進します。また、米ぬか繊維とコレスチラミン(コレステロール低下薬)を服用すると、PCBやPCDFの糞便への排泄が促進されたという報告もあります。一方、対症療法としては、脂質代謝改善薬や神経症状改善薬などが試みられます。いずれにしても根治は困難です。皮膚症状に対して手術を行うこともあります。