【図解付き】乳房の役目とメカニズム・乳房と乳腺のはたらき

大部分を脂肪組織に占められた乳房は、出産後に乳腺組織から乳幼児を育てるための乳汁を分泌します。


  • 出典:株式会社法研「からだと病気のしくみ図鑑」
  • 監修:川上 正舒 自治医科大学名誉教授 地域医療振興協会練馬光が丘病院 院長
  •    野田 泰子 自治医科大学医学部解剖学部門 教授
  •    矢田 俊彦 自治医科大学医学部生理学講座統合生理学部門 教授

図解-乳房の役目とメカニズム

乳房と乳腺のはたらき

左右1対の乳房は、育児のための"乳汁"をつくる乳腺組織を脂肪組織が取り巻き、リンパ管が多数通る構造を有しています。

乳房の表面はふくらんで、半球状になっており、中央付近には周囲よりも色の濃い乳輪があります。

乳汁は、乳腺組織にある腺房細胞でつくられます。この腺房細胞が複数集まると腺房となり、さらに腺房が複数集まると乳腺小葉という、房状の組織になります。

乳腺小葉の外周には、毛細血管が張り巡らされ、この血液から乳汁がつくられます。

これが乳腺小葉につながった乳管を通り、乳頭(乳首)へ運ばれます。乳首近くの乳管には乳管洞というふくらみがあり、ここは乳管から運ばれた乳汁を蓄える場所になっています。


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