【図解付き】感覚神経と運動神経・2つの系統をもつ末梢神経

末梢神経には、脳に情報を送る「感覚神経」と脳からの指令を伝える「運動神経」があります。


  • 出典:株式会社法研「からだと病気のしくみ図鑑」
  • 監修:川上 正舒 自治医科大学名誉教授 地域医療振興協会練馬光が丘病院 院長
  •    野田 泰子 自治医科大学医学部解剖学部門 教授
  •    矢田 俊彦 自治医科大学医学部生理学講座統合生理学部門 教授

図解-感覚信号と運動信号の伝達

2つの系統をもつ末梢神経

末梢神経は、感覚神経と運動神経の2つに分けられます。

感覚神経には、脊髄神経後根のほか、「内耳神経」、「視神経」、「嗅神経」などがあります。

聞く、見る、触れる、嗅ぐなどの体外から受けた刺激に興奮して、脳の中枢にそれらの情報を伝える神経です。

感覚神経は伝達経路が末端から中央・中心に向かっているので「求心性神経」とも呼ばれます。

多くの脊髄神経では、皮膚の触覚・味覚を伝える感覚神経は、運動神経と混ざった形でからだ中に張り巡らされています。

運動神経は、大脳皮質から発せられた指令を、からだの各部位に伝えるための神経です。

伝達経路が中枢から末端、遠方に向かっているので「遠心性神経」とも呼ばれます。

また、向かった先が骨格筋の場合は「体性運動神経」、分泌腺や内臓の平滑筋の場合は「自律神経」となります。


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