吐いたときのケアポイント-乳幼児[吐く]対処法


  • 出典:株式会社法研「らくらく育児百科」
  • 総監修:細谷 亮太 聖路加国際病院特別顧問 小児総合医療センター長

おなかをゆっくり休ませる

 胃腸炎などで吐いたあとは、1~2時間くらいは、何も食べたり飲んだりさせないようにします。ふとんの中で、暖かくして、ゆっくり休ませましょう。

 もしかすると、横になっている間に吐くことがあるかもしれません。吐いたものが気管に入ると、呼吸ができなくなって大変です。顔を横に向けて、寝かせてあげましょう。

 ただし、胃の入り口(噴門)が弱くて、ミルクを吐いている赤ちゃんは、抱いて、上体を起こしかげんにしてあげたほうがよいでしょう。

吐いたときのケアポイントイラスト1

水分補給も大切

 何度も吐くときは、脱水症状を起こしやすいので、水分の補給はとても大切です。

 初めは、さかずきに1杯ぐらいの量から始め、15~30分おきぐらいの目安で、赤ちゃんや幼児のようすを見ながら飲ませましょう。

 ベビー用イオン飲料、麦茶、湯ざまし、薄めたリンゴジュースなどを飲ませます。オレンジジュースなど酸味の強い飲みものは避けます。

 吐き気が止まったからといってすぐふつうの食事にせず、消化の良いものを少しずつ、ようすを見ながら食べさせるようにします。離乳期の赤ちゃんなら、少し前の段階に戻して、再開するとよいでしょう。

吐いたときのケアポイント2

口のまわり、中をスッキリ

 赤ちゃんや幼児が吐いたあとは、まず、口のまわりをきれいに拭いてあげます。吐いたものが皮膚にこびりついていると、かぶれの原因になります。

 口の中に吐いたものが残っていると、そのにおいでまた吐いてしまうことが、よくあります。ぬらしたガーゼなどで、口の中をやさしく拭いてあげましょう。うがいができる子どもなら、うがいで口の中をきれいにさせましょう。むし歯の予防にもなります。

吐いたときのケアポイント3


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