子ども用の救急箱は別に用意-乳幼児の病気と手当「日常からの準備」

赤ちゃんに必要な医療グッズや常備薬は準備OK?



  • 出典:株式会社法研「らくらく育児百科」
  • 総監修:細谷 亮太 聖路加国際病院特別顧問 小児総合医療センター長

赤ちゃん専用の救急箱を

「うっかり大人用の薬を使ってしまった!」などの誤用を避けるためにも、赤ちゃんや幼児用の救急箱を、大人とは区別して用意しておきましょう。

すぐに使えて安全な場所に置く

 いつもママやパパが使っているものに、子どもは興味津々です。救急箱は、必要なときにすぐ取り出せる場所でありながら、赤ちゃんや幼児の手の届かないところに置きましょう。

赤ちゃん専用の救急箱をすぐに使えて安全な場所に置きましょう

高温や湿気に気をつけて

 温度や湿度は薬の品質に影響を与えます。

 救急箱の置場所は直接、日光が当たって高温になったり、湿気が多い場所は避けることにも気をつけて。

中身のチェックは定期的に

 使用期限のすぎた薬や空箱ばかりということにならないよう、救急箱の中身は半年に一度は整理し、期限のすぎた薬は処分しましょう。

 また、1歳にならない赤ちゃんには、市販されている薬は、「原則として使わない」ようにしましょう。

 38℃以上の熱があるときは、必ず小児科の医師を受診し、医師の処方による薬を使うようにします。

救急箱の中身

「そろえておきたい安心医療グッズ」

赤ちゃんのためにそろえておきたい救急箱の中身

・整腸剤

ビフィズス菌を固めた整腸剤なら、下痢でも、便秘でも、安心して使えます。

・解熱薬

市販の解熱薬は、「小児用」でも1歳未満の赤ちゃんには使いません。

・薬用オリーブオイル

綿棒に浸して、耳や鼻の手入れや、脂漏性湿疹の手当てに。

・消毒薬

すり傷、切り傷など、小さい傷に。まず、傷口を流水で流してから消毒します。

・とげ抜き

とげだけでなく、皮膚や爪にはさまったものを取り除くときにも使えます。

・はさみ

消毒綿や殺菌ガーゼをカットするために専用のものを用意すると清潔。

・ペンライト

赤ちゃんや幼児の口の中や耳の中を見るのに便利です。また、耳に虫が入ったときに、暗いところで光をあてると、虫を誘い出すことができます。

・滅菌ガーゼ

へその緒の手入れや、生え始めの歯みがき用。

・綿棒

入浴後の耳の手入れや、オリーブオイルをつけて、鼻づまりや、便秘の手当てなどに。

・ピンセット

消毒綿や滅菌ガーゼをつまむときに。指先は雑菌でいっぱいなので直接手で触らないで。

・水枕

発熱のときに使います。簡易な保冷枕も市販されていますが、ゴム製の水枕を一つは用意しておきましょう。

・応急ばんそうこう

小さな傷には便利です。しかし、ばんそうこう負けをして、かぶれることもあるので、気をつけましょう。

・包帯

傷口に当てたガーゼの固定。伸縮性のあるものが使いやすい。

・体温計

すばやく測れるものが便利。

・消毒綿

消毒薬を浸して傷の手当てに。


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