尖圭コンジローマの詳細

 主に性行為によって、ヒトパピローマウイルス(HPV、コラム)が感染して腫瘤(しゅりゅう)(いぼ)ができる病気です。代表的な性行為感染症(STD、コラム)のひとつで、尖圭コンジローマの人と性行為をする...
 生殖器、とくに陰茎(いんけい)にできる良性の腫瘍で、ウイルスによって広まる性行為感染症のひとつです。女性では、原因のウイルスと子宮頸(けい)がんとの関連が推定されています。
 尖圭コンジローマはヒトパピローマウイルス6型11型により引き起こされる性感染症で、このウイルスの16型、18型などは陰茎がんの発生と関連しています(女性では子宮頸がん)。
 ヒト乳頭腫(にゅうとうしゅ)ウイルス(ヒトパピローマウイルス、HPV)の6型または11型の感染によって発生する性器の「いぼ」です。手足にできるいぼと違って、先が尖(とが)っているのが特徴です(尖も圭...

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尖圭(せんけい)コンジローマはヒトパピローマウイルス6型11型により引き起こされる性感染症で、このウイルスの16型、18型などは陰茎がんの発生、女性では子宮頸がんと関連しています。

尖圭コンジローマとはどんな病気なの?

主に 性行為によって、ヒトパピローマウイルス(HPV、コラム)が感染して腫瘤(しゅりゅう)(いぼ)ができる病気です 。代表的な性行為感染症(STD、コラム)のひとつで、尖圭コンジローマの人と性行為をすると、 60〜80%が感染 するといわれています。

 好発年齢は 10代後半〜30代前半 で、いぼがよくできる部位は 外陰・腟・子宮頸部 (けいぶ)の皮膚および粘膜で、臀部(でんぶ)や腹部、大腿にまで広がることはないといわれています。外陰部のなかでは、会陰(えいん)や腟入口後部、小陰唇に多くできます。

 外陰部の尖圭コンジローマの多くはHPVの6型および11型が発生原因で、がんとの関係はほとんどないと考えられています。

尖圭コンジローマの女性と男性の症状の違い

女性の尖圭コンジローマ症状の現れ方

 外陰部(性器の外側の部分)の粘膜や皮膚面に、先の尖った小さいいぼ が多発します。なかには平坦な形をしたものもあります。女性では、腟入口部、大小陰唇、会陰(えいん)、肛門などにできることが多いのですが子宮の入口や腟壁にもできることがあります。 痛みはほとんどなく、かゆみや異物感程度 です。

女性の尖圭コンジローマ治療方法

 従来から凍結療法(液体窒素など)、電気焼灼(しょうしゃく)、レーザー蒸散、メスによる切除などの外科的治療法が行われてきましたが、最近、局所に塗って治療する新しいクリーム(5%イミキモドクリーム)が保険で使えるようになりました。週3回、就寝時に塗り、翌朝洗い落とすというものです。

 治るまでに時間がかかりますが、自宅で治療できる利点があります。

男性の尖圭コンジローマの症状の現れ方

男性では、亀頭(きとう)、冠状溝(かんじょうこう)、包皮(ほうひ)、肛門周囲、外尿道口に病変が生じることが多く、まれに尿道や膀胱に発生します。 潜伏期間は1〜6カ月(平均3カ月) です。病変は痛みはなく、乳頭状や鶏冠状(けいかんじょう)(とさかのような)のいぼが増殖し、集まってみられたり、多発する傾向があります。接触により出血したり、感染を起こし、ただれたようになることもあります。

男性の尖圭コンジローマの治療方法

 尖圭コンジローマには自然消失が認められることもありますが、原則的には何らかの治療が必要です。外科的治療と薬物治療がありますが、日本では外科的治療が中心です。近年、イミキモド(ベセルナ)クリームが発売されましたが、これは隔日で週に3回病変部に塗布するものです。コンジローマが消えるまでには時間がかかるため、16週間継続する必要があります。