流行性角結膜炎,はやり目,急性出血性結膜炎,アポロ病の詳細

 咽頭結膜熱は結膜炎のため、はやり眼と呼ばれることもあります。6月ごろから増え始め、7〜8月に患者数のピークを迎えます。
 どちらも急に目やに(眼脂(がんし))、流涙(りゅうるい)、強い結膜の充血が起こります。初めは片眼であっても、やがて両眼性になります。感染力が強く流行するので、はやり目と呼ばれます。  急性出血性結膜...
 毎年夏季を中心に流行する急性のウイルス感染症で、発熱、咽頭炎(いんとうえん)、結膜炎(けつまくえん)が主な症状です。プールで感染することもあるため、日本ではプール熱とも呼ばれていますが、多くは患者さ...
 主に、アデノウイルスD亜群の8型、19型、37型の感染によって発症します。非常に伝染力が強く、集団発生する角結膜炎で、俗に「はやり目」と呼ばれています。院内感染を引き起こすこともあり、感染予防に最善...
 エンテロウイルス70、あるいはコクサッキーウイルスA24変異株の感染によって発症します。  日本では、1971〜72年に最初の流行が起こり、そのころ、アメリカのアポロ宇宙船が月面着陸をしたので、アポ...

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流行性角結膜炎とは、いわゆる「はやり目」と呼ばれるもので、感染力の強いアデノウイルスによってもたらされます。感染してから1~2週間の潜伏期間をおいて発病します。ほかのウイルスによる結膜炎よりも症状が強く、まぶたが腫れ、大量の目やにで、朝目覚めたときに目が開けられないこともあるほどです。また、角膜(黒目の部分)の炎症も併発しやすく、それが悪化すると角膜に点状の濁りが生じてものが見えづらくなることがあるため、完治するまで治療を続けることが大切です。成人でも感染するので、周囲の人にうつさないためには仕事を休む必要があるでしょう。

3種類のウイルス性結膜炎と予防法法

主なウイルス性結膜炎には次に紹介する3種類があり、どれも 「学校感染症」 (旧「学校伝染病」)に指定されているので、子どもが感染していると診断されたら 学校、幼稚園、保育所などは休ませなければなりません 。治った後も医師の証明書がなければ通学・通園はできないことになっています。

(1)流行性角結膜炎

 いわゆる「はやり目」と呼ばれるもので、感染力の強い アデノウイルス によってもたらされます。 感染してから1~2週間の潜伏期間 をおいて発病します。ほかのウイルスによる結膜炎よりも症状が強く、まぶたが腫れ、大量の目やにで、朝目覚めたときに目が開けられないこともあるほどです。また、角膜(黒目の部分)の炎症も併発しやすく、それが悪化すると角膜に点状の濁りが生じてものが見えづらくなることがあるため、完治するまで治療を続けることが大切です。成人でも感染するので、周囲の人にうつさないためには仕事を休む必要があるでしょう。

(2)咽頭結膜熱

 流行性角結膜炎とは違うタイプの アデノウイルス の感染で、 感染後5~7日で発病 します。前記のような目の症状に加えて、のどの痛みや39度前後にもなる発熱があり、吐き気や下痢などまるでかぜのような症状がみられます。こちらも感染力が強く、夏はプールで子どもが感染しやすいことから「プール熱」とも呼ばれます。もちろん大人にも感染します。夏かぜと勘違いして眼科への受診が遅れ、症状を長引かせることがあるので注意しなければなりません。

(3)急性出血性結膜炎

 エンテロウイルスかコクサッキーウイルスが原因になります。感染してから1~2日と短期間で発症します。結膜下出血で白目が真っ赤になるので驚かされますが、1週間ほどで出血は吸収されます。

 家族の誰かがウイルス性結膜炎に感染したときは、感染が広がらないように次のようなことに気をつけてください。

●感染拡大を防ぐため、感染者はこんな注意を

・手を石けんと流水でよく洗う

・タオルは共用しない。できればペーパータオルを用い、使い捨てに

・目を手でこすったりしない

・目やにや涙はハンカチではなくティッシュペーパーでぬぐい、捨てる

・お風呂は最後に入り、お湯は捨てる

手洗いの習慣や汚れた手で目をこすらないことなどは、ウイルスの感染から目を守るのに大事なことです。プールや海水浴など感染の機会が多い夏の、重要な心がけとしましょう。