急性扁桃炎の詳細

 扁桃炎は扁桃の炎症であり、ウイルスや細菌の感染により起こります。口蓋扁桃(こうがいへんとう)は発赤・腫大し、時に白い滲出物(しんしゅつぶつ)が付着することもあります。
 主に口蓋扁桃(こうがいへんとう)(図12、図13)の急性炎症を指します。口をあけてのぞくと、のどちんこの横にある口蓋扁桃が赤くなってはれていたり、または扁桃表面が白色のうみでおおわれるタイプがありま...
 子どもにも大人にもみられる、細菌またはウイルスによって生じる扁桃腺(口蓋扁桃(こうがいへんとう)という)の炎症です。  ヒトの鼻や口のなかには生後数カ月で菌が常在するようになり、新たな菌の侵入を防い...

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子どもにも大人にもみられる、細菌またはウイルスによって生じる扁桃腺(口蓋扁桃(こうがいへんとう)という)の炎症です。
ヒトの鼻や口のなかには生後数カ月で菌が常在するようになり、新たな菌の侵入を防いでくれています。たえず外界から鼻や口のなかに入ってくる細菌やウイルスの侵入を、常在菌やそれまでに獲得した免疫(病原体を排除する能力)によって防ぐことで健康な状態が保たれています。
しかし、かぜや過労などで体が弱った時や、いろいろな病原体に対して免疫力が未熟な乳幼児では、病原菌やウイルスが体内に侵入し増殖することがあります。この時に、のどの免疫の主力部隊である口蓋扁桃が病原体と闘って赤くはれている状態(炎症)が急性扁桃炎です。
口蓋扁桃だけでは戦力不足の時、頸部(けいぶ)(首)やほかの部分のリンパ節も応戦するため、そのリンパ節もはれて痛みを生じます。病原体を攻撃するために扁桃やリンパ節など体内から出る物質によって、体温の上昇や痛みなどの症状が現れます。