聴神経(内耳神経)は脳から出る12対の神経のうちのひとつです。聴神経腫瘍はこの神経を取り巻いている鞘(さや)から発生する良性腫瘍で、脳腫瘍の約10%を占めます。前庭(ぜんてい)神経(めまいの神経)から腫瘍が発生することが多いのですが、前庭神経といっしょに脳から出る聴神経に障害が及び、難聴(聞こえの悪化)が生じることが多いのでこの名前がつけられています。

12対の脳神経とは?

脳からは12対の脳神経が出ています。いずれも、脳とからだの各部位とを結んでいる末梢神経で、各神経は第1群~3群に分類されます。

第1群~3群の神経には、Ⅰ嗅神経、Ⅱ視神経、Ⅲ動眼神経、Ⅳ滑車神経、Ⅴ三叉神経、Ⅵ外転神経、Ⅶ顔面神経、Ⅷ内耳神経、Ⅸ舌咽神経、Ⅹ迷走神経、XI副神経、XII舌下神経のように、神経と脳が接続されている部位によって、頭部から尾部の順に番号がつけられています。

このうち嗅神経と視神経、内耳神経は、受け取った情報を脳に伝える“求心性神経“のみで、動眼神経、滑車神経、外転神経、舌下神経は、“遠心性神経“のみですが、そのほかの5種の神経は、求心性神経と脳からの指令を各器官に送る“遠心性神経“が混在しています。

聴神経腫瘍の詳細

 聴神経のうち、前庭(ぜんてい)神経と呼ばれる神経を包んでいる鞘(さや)から発生する良性の脳腫瘍です。耳の奥に発生し、音を伝える神経が頭蓋骨の孔(あな)のなかを走り、脳のほうへ出る直前の場所で神経の鞘...
 聴神経は脳から出る12対の神経のうちのひとつです。聴神経腫瘍はこの神経を取り巻いている鞘(さや)から発生する良性腫瘍で、脳腫瘍の約10%を占めます。前庭(ぜんてい)神経(めまいの神経)から腫瘍が発生...

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