網膜芽細胞腫の詳細

 眼の網膜にできるがんで、ほとんどが3歳以内に発症します。網膜は眼の奥にあり光の像を結ぶフィルムに相当するところです。ここにがんができると視力が低下しますが、赤ちゃんの場合は視力の状態がよくわかりませ...
 眼のなかにできる悪性の腫瘍(しゅよう)で、ほとんどが5歳以下の乳幼児期に起こります。1万5000〜2万人に1人の割合で発症するとされ、両眼性と片眼性があります。悪性の腫瘍ですから、視機能だけでなく命...
 両眼性の網膜芽細胞腫は、平均して生後7カ月で起こります。片眼性では、平均して生後20カ月で起こります。日本人では1万5000人に1人発症し、そのうち遺伝性は40%です。松果体腫瘍(しょうかたいしゅよ...

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眼の網膜にできるがんで、ほとんどが3歳以内に発症します。網膜は眼の奥にあり光の像を結ぶフィルムに相当するところです。ここにがんができると視力が低下しますが、赤ちゃんの場合は視力の状態がよくわかりません。網膜の白い腫瘍が光に反射して、ネコの眼のように白く光って見えることで発見されることがよくあります。
病気が進行すると眼球の外へ広がったり、視神経から脳に転移することが多く、リンパ節や骨などに転移することもあります。このがんの多くは片側の眼だけにできますが、両眼にできることもあり、両眼のものは遺伝することがわかっています。片側のもののなかにも遺伝に関係したものが一部あります。遺伝性の網膜芽細胞腫は、治療後かなりたってから他の悪性腫瘍を発生する確率が高くなります。