三尖弁閉鎖とは、右心房と右心室の間の三尖弁が、先天的に閉鎖している状態です。全身から右心房にもどってきた血液は、三尖弁が閉じているので心房中隔(ちゅうかく)にあいた穴(胎児期の名残の卵円孔)を通って左心房に抜けます。左心房で肺からの血液と混ざって左心室に入り、その後大動脈から全身へ流れるとともに、一部は動脈管(大動脈と肺動脈の間にある、胎児期の名残の血管で、出生後閉鎖する)や、合併した心室中隔欠損を通って肺に流れます。頻度は全先天性心疾患の約1〜3%です。原因は不明で、 ほとんどの場合、遺伝はしませんが、ときに家族性にみられる場合があります。なんらかの遺伝子異常が関係している可能性はありますが、まだ明確ではありません。

三尖弁閉鎖症の詳細

 右心房と右心室の間の三尖弁が、先天的に閉鎖している状態です(図12)。全身から右心房にもどってきた血液は、三尖弁が閉じているので心房中隔(ちゅうかく)にあいた穴(胎児期の名残の卵円孔)を通って左心房...
 三尖弁閉鎖とは、三尖弁口が閉鎖して、右心房と右心室の交通が遮断された心奇形です(図18)。  全先天性心疾患の1〜3%を占め、その多くは肺血流の多寡によって新生児早期からチアノーゼ(皮膚や粘膜が紫色...

三尖弁閉鎖症関連リンク

goo検索で調べよう