アカルディの効能・用量・副作用など

アカルディの特徴

ホスホジエステラーゼという酵素の働きを阻害する薬(ホスホジエステラーゼ阻害薬)です。心不全で衰弱した心筋(心臓の筋肉)に直接作用して,心筋の収縮力を高めて心拍出量を増やします。旧西ドイツで開発されたものですが,日本で初めて製品化されました。
本剤は,補助薬としての位置づけのわりには高い薬価がつけられています。

アカルディカプセル1.25mg

アカルディカプセル1.25mg

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 強心薬 > ピモベンダン > ピモベンダン
形状 カプセル剤 
同じ分類の薬 カルグート   ジゴキシン   ジゴキシンKY   ジゴシン   ジェネリック薬: アデリール  

お調べの商品と梱包や本体のデザインが違う場合は、薬剤師にお尋ねください。

アカルディ メーカー別薬価など

会社 日本ベーリンガーインゲルハイム
保険薬価 カプセル剤1.25mg 1カプセル 87.40円
カプセル剤2.5mg 1カプセル 154.50円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
201: 1.25mg
202: 2.5mg
本体コード:
/201
/202


アカルディの効能・効果

急性心不全で,利尿薬などを投与しても十分な心機能改善が得られない場合/慢性心不全(軽症~中等症)で,ジギタリス製剤,利尿薬などの基礎治療薬を投与しても十分な効果が得られない場合

アカルディの用法・用量

急性心不全:1回2.5mgを1日1~2回。慢性心不全(軽症~中等症):1回2.5mgを1日2回。

アカルディの使用上の注意と副作用

基本的注意

*ピモベンダン(アカルディ)の添付文書による

(1)慎重に服用すべき場合……肥大型閉塞性心筋症,閉塞性弁疾患/急性心筋梗塞/重い不整脈,高度の房室ブロック/重い脳血管障害/重い肝機能障害・腎機能障害
(2)定期検査……服用中は,定期的に血圧,心拍数,心電図,尿量などの検査を受ける必要があります。
(3)高齢者……一般に高齢者では肝・腎機能が低下していることが多く,また体重が少ない傾向があるなど副作用が現れやすいと推定されます。服用中は状態に十分注意してください。
(4)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①心室頻拍,心室性期外収縮,心室細動。②肝機能障害,黄疸。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……頻脈,動悸,低血圧/貧血
(3)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……腹痛,食欲不振,悪心・嘔吐,胸やけ/頭痛,頭重感,めまい/せき,痰,息苦しさ/倦怠感,顔面潮紅,手のむくみ,むくみ
(4)検査などでわかる副作用……心房細動,心房粗動,上室性頻拍,房室ブロック/白血球・血小板減少/好酸球上昇/尿酸・BUN・クレアチニン上昇

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。