アクタリットの効能・用量・副作用など

アクタリットの特徴

抗リウマチ薬(DMARD)は,ブシラミンを除いて世界各国で使用されていますが,この項の薬剤は日本でのみ承認されているものです。
2012年に発売されたイグラチモドは,化学構造上,既存の抗リウマチ薬に類似性をみないクロモン骨格を有する新しいタイプの抗リウマチ薬です。現在,最も多く使用されているメトトレキサートメトトレキサートの単独使用で効果不十分の人が,本剤と併用すると有意な改善を示すことが確認されています。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 リウマチ・痛風の薬 > その他のディーマード(DMARD)製剤 > アクタリット
形状 錠剤 
同じ分類の薬 アザルフィジンEN   アラバ   ジェネリック薬: アノプロリン   アリスメット   アロシトール  

アクタリット メーカー別薬価など

会社 日本ジェネリック
辰巳化学
保険薬価 錠剤100mg 1錠 29.90円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
Tu 102
本体コード:
TU 102
会社 東亜薬品
武田テバファーマ
保険薬価 錠剤100mg 1錠 29.90円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
TM 110 100mg
本体コード:
TM 110
会社 沢井製薬
保険薬価 錠剤100mg 1錠 29.90円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
SW-ACT
本体コード:
SW ACT


アクタリットの効能・効果

関節リウマチ

アクタリットの用法・用量

(他の消炎鎮痛薬と共に)1日300mgを3回に分けて服用。

アクタリットの使用上の注意と副作用

警告

[イグラチモド]海外の臨床試験において,1日125mgを服用した症例で致命的な転帰に至った汎血球減少症が認められています。本剤は緊急時に十分な措置が可能な医療施設で,本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験をもつ医師のもと,治療を受けなければなりません。

基本的注意

*ロベンザリット2ナトリウム(カルフェニール),アクタリット(オークル),イグラチモド(ケアラム,コルベット)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……妊婦または妊娠している可能性のある人
[ロベンザリット2ナトリウムのみ]重い腎機能障害
[アクタリットのみ]授乳婦
[イグラチモドのみ]本剤の成分に対するアレルギーの前歴/重い肝機能障害/消化性潰瘍/ワルファリンカリウムワルファリンカリウムの服用中
(2)慎重に服用すべき場合……腎機能障害・消化性潰瘍またはその前歴/肝機能障害
[イグラチモドのみ]肝機能障害の前歴/貧血・白血球減少症・血小板減少症を伴う人,骨髄機能が低下している人/低体重の人,授乳婦
(3)定期検査……服用中は,定期的に腎機能や肝機能,血液などの検査を受ける必要があります。
(4)その他……
・授乳婦での安全性:[ロベンザリット2ナトリウム,イグラチモド]服用するときは授乳を中止。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

[アクタリットのみ]①ネフローゼ症候群。②再生不良性貧血,汎血球減少,無顆粒球症,血小板減少。③出血性大腸炎。
[ロベンザリット2 ナトリウムのみ]④急性腎不全,間質性腎炎,腎性尿崩症。
[イグラチモドのみ]⑤感染症(敗血症,膿胸など)。⑥汎血球減少症,白血球減少。
[アクタリット,イグラチモドのみ]⑦間質性肺炎(発熱,せき,呼吸困難など)。⑧肝機能障害。⑨消化性潰瘍。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)すぐに処方医に連絡する副作用……血尿,多尿,頻尿
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……かゆみ,発疹,紅斑性発疹,湿疹,じん麻疹,脱毛/胃炎,吐きけ,悪心,嘔吐,下痢,口内炎,口渇,腹痛,胃重感,胸やけ,食欲不振,胃不快感,胃痛,便秘,胃もたれ感,舌炎,腹部膨満,消化不良,胃潰瘍,口唇腫脹/貧血/発熱,倦怠感,気分不良,むくみ,頭痛,めまい,しびれ感,傾眠/視力異常,複視/耳鳴り,味覚異常,動悸
(3)検査などでわかる副作用……BUN・クレアチニン上昇,タンパク尿,尿中NAG上昇/AST・ALT・AL-P上昇/血小板・白血球・顆粒球減少

他の薬剤使用時の注意

[イグラチモド]ワルファリンカリウム→ワルファリンカリウムの作用が増強され,重い出血をおこした症例が報告されています。

[イグラチモド]
(1)併用すると胃腸障害(特に消化性潰瘍)の発現率が増加する薬剤……非ステロイド性解熱鎮痛薬
(2)併用すると本剤の作用が強まり副作用が増加するおそれがある薬剤……シメチジンヒスタミンH₂受容体拮抗薬
(3)併用すると本剤の作用が弱まることがある薬剤……フェノバルビタールバルビツール酸誘導体