アコファイドの効能・用量・副作用など

アコファイドの特徴

機能性ディスペプシア(FD)は,内視鏡などの検査では器質的疾患を認めないにもかかわらず,上腹部を中心とする腹部膨満感や心窩部(しんかぶ)(みぞおち)の痛み・灼熱感などの症状が持続する機能性疾患です。本剤は,世界で初めてFDを処方目的(適応症)として日本で開発された消化管の運動機能改善薬です。適応症状は食後膨満感・上腹部膨満感・早期満腹感で,心窩部の痛み・灼熱感については有効性が確認されていないため適応症となっていません。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 その他の胃腸薬 > アコチアミド > アコチアミド塩酸塩水和物
形状 錠剤 
同じ分類の薬 アサコール   イリボー   イリボーOD   ジェネリック薬: アノレキシノン   イトプリド塩酸塩  

アコファイド メーカー別薬価など

会社 アステラス製薬
ゼリア新薬工業
保険薬価 錠剤100mg 1錠 37.20円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
100mg
本体コード:
100


アコファイドの効能・効果

機能性ディスペプシア(FD)における食後膨満感,上腹部膨満感,早期満腹感

アコファイドの用法・用量

1回100mgを1日3回,食前に服用。

アコファイドの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)服用期間……本剤を1カ月間服用しても症状が改善しない場合は服用の中止を検討します。また,症状がだんだんと改善した場合にも服用の中止を検討し,長期にわたって漫然と服用しないようにします。
(3)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,じん麻疹)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……下痢,便秘,悪心,嘔吐
(3)検査などでわかる副作用……ALT・AST・γ-GTP増加/プロラクチン増加,トリグリセリド増加/白血球数増加/ビリルビン・AL-P増加

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)併用すると本剤の作用が弱まる可能性がある薬剤……抗コリン作用を有する薬剤(アトロピン,ブチルスコポラミン臭化物鎮けい薬など)
(2)併用でともに作用が強まる可能性がある薬剤……コリン賦活薬・コリンエステラーゼ阻害薬(アセチルコリン塩化物,ネオスチグミン臭化物など)