アスパラ配合錠の効能・用量・副作用など

アスパラ配合錠の特徴

以前は肝疾患にも有効とされていましたが,現在ではカリウム・マグネシウムの補給程度の意味しか持っていません。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 肝臓障害の薬 > アスパラギン酸カリウム・マグネシウム配合剤 > アスパラギン酸カリウム・マグネシウム配合剤
形状 錠剤 
同じ分類の薬 エレルサ   カンテック   グラジナ   グリチロン配合錠   コペガス  

アスパラ配合錠 メーカー別薬価など

会社 田辺三菱製薬
田辺製薬販売
保険薬価 錠剤 1錠 5.80円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
TA 001
本体コード:
TA 001


アスパラ配合錠の効能・効果

以下の疾患または状態時におけるカリウム補給(マグネシウム欠乏を合併している疑いがある場合)→降圧利尿薬・副腎皮質ステロイド薬・強心配糖体・インスリン・ある種の抗生物質などの連用時/低カリウム血症型周期性四肢麻痺/心疾患時・肝疾患時の低カリウム状態/重症嘔吐,下痢/カリウム摂取不足/手術後

アスパラ配合錠の用法・用量

1日3~10錠を2~3回に分けて服用。

アスパラ配合錠の使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/重い腎機能障害/副腎機能障害(アジソン病)/高カリウム血症,高マグネシウム血症/食道狭窄のある人(心肥大,食道がん,胸部大動脈瘤,逆流性食道炎,心臓手術などによる食道圧迫)/消化管狭窄,消化管運動機能不全/高カリウム血性周期性四肢麻痺/エプレレノンの服用中
(2)慎重に服用すべき場合……腎機能低下,腎機能障害/急性脱水症,広範囲の組織損傷(熱傷,外傷など)/高カリウム血症が現れやすい疾患(低レニン性低アルドステロン症など)/高マグネシウム血症が現れやすい疾患/抗コリン作動薬の服用中
(3)定期検査……本剤を長期服用する場合は,定期的に血中・尿中のカリウムやマグネシウム値,腎機能,心電図などの検査を受けることが必要です。
(4)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:原則として服用しない。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①心臓の伝導障害。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)すぐに処方医に連絡する副作用……胃腸障害,胸やけ,下痢,嘔吐,腹部膨満感/倦怠感,熱感

他の薬剤使用時の注意

エプレレノン(セララ)エプレレノン→本剤との併用によりカリウム貯留作用が強まるおそれがあります。

(1)本剤との併用で高カリウム血症がおこる薬剤……カリウム保持性利尿薬(スピロノラクトンスピロノラクトン,トリアムテレントリアムテレンなど),アンジオテンシン変換酵素阻害薬ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)(イミダプリル塩酸塩,カプトプリル,マレイン酸エナラプリルなど),アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)(ロサルタンカリウム,カンデサルタンシレキセチル,バルサルタンなど),非ステロイド系消炎鎮痛薬(インドメタシンなどインドール酢酸系NSAID),ベーター・ブロッカーベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの)ベーター・ブロッカー(適応症が高血圧症のみのもの),シクロスポリンシクロスポリン,ヘパリン,ジゴキシンジギタリス製剤
(2)本剤との併用で高マグネシウム血症がおこる薬剤……活性型ビタミンD製剤アルファカルシドール(カルシトリオール,アルファカルシドール)
(3)併用すると本剤の消化管粘膜刺激が現れやすくなる薬剤……抗コリン作動薬