アミサリンの効能・用量・副作用など

アミサリンの特徴

心臓の心房および心室の刺激伝導速度を低下させて,心筋の興奮を抑制します。特に,長期服用時の副作用に注意する必要があります。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 不整脈の薬 > プロカインアミド塩酸塩 > プロカインアミド塩酸塩
形状 錠剤 
同じ分類の薬 アスペノン   アセタノール   アドビオール   ジェネリック薬: アテノロール   アテノロールドライシロップ  

アミサリン メーカー別薬価など

会社 第一三共
保険薬価 錠剤125mg 1錠 9.90円
錠剤250mg 1錠 13.90円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
301
302
本体コード:
301
302


アミサリンの効能・効果

期外収縮(上室性,心室性),急性心筋梗塞における心室性不整脈の予防,新鮮心房細動,陳旧性心房細動,発作性頻拍(上室性,心室性)の治療と予防,発作性心房細動の予防,電気ショック療法との併用とその後の洞調律の維持,手術や麻酔に伴う不整脈の予防

アミサリンの用法・用量

1回250~500mgを3~6時間ごとに服用。

アミサリンの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……刺激伝導障害(房室ブロック,洞房ブロック,脚ブロックなど)/重いうっ血性心不全/重症筋無力症/モキシフロキサシン塩酸塩・バルデナフィル塩酸塩水和物・アミオダロン塩酸塩(注射薬)・トレミフェンクエン酸塩の服用・使用中/本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……うっ血性心不全/基礎心疾患(心筋梗塞,弁膜症,心筋症など)のある人/低血圧/重い肝機能障害・腎機能障害/気管支ぜんそく/血清カリウム低下の人/高齢者
(3)定期検査……服用中は,定期的に心電図,脈拍,血圧,心胸比の検査を受ける必要があります。特に,うっ血性心不全のある人,基礎心疾患(心筋梗塞,弁膜症,心筋症など)があって心不全をおこすおそれのある人,他の抗不整脈薬の併用者,高齢者は頻回に心電図の検査を受けることが必要です。
(4)アメリカ事情……SLE(全身性エリテマトーデス)様症状がおこらないキニジン硫酸塩水和物キニジン硫酸塩水和物の方が好まれています。
(5)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①無顆粒球症(発熱,咽頭痛,倦怠感など)。②心室頻拍,心室粗動,心室細動,心不全。③発熱,紅斑,筋肉痛,関節炎,胸部の痛み,心膜炎などを伴うSLE(全身性エリテマトーデス)様症状。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発熱,悪寒,発疹など)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……悪心,嘔吐,食欲不振,下痢/頭痛,不眠,幻視,幻聴/貧血
(3)検査などでわかる副作用……白血球・血小板減少,好酸球増多

他の薬剤使用時の注意

モキシフロキサシン塩酸塩ニューキノロン剤,バルデナフィル塩酸塩水和物シルデナフィルクエン酸塩ほか,アミオダロン塩酸塩(注射薬),トレミフェンクエン酸塩タモキシフェンクエン酸塩ほか→心室性頻拍,QT延長をおこすおそれがあります。

(1)併用すると本剤の作用を強める薬剤……アミオダロンアミオダロン塩酸塩,シメチジンヒスタミンH₂受容体拮抗薬
(2)併用すると相互に心機能抑制作用が強まる薬剤……ベーター遮断薬ベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの)ベーター・ブロッカー(適応症が狭心症と高血圧のもの)
(3)本剤と併用すると作用が弱まる薬剤……サルファ剤
(4)併用するとQT延長,心室性頻拍がおこるおそれがある薬剤……スニチニブリンゴ酸塩イマチニブ抵抗性がん治療薬

アミサリン - PC

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