アモバンの効能・用量・副作用など

アモバンの特徴

ベンゾジアゼピン系催眠薬ベンゾジアゼピン系催眠薬の構造を少し変更して,より自然な眠りを誘導し,副作用をより軽減するために開発されたのが非ベンゾジアゼピン系催眠薬です。構造は異なりますが,脳のベンゾジアゼピン受容体への結合を介して作用を発揮するという仕組みは両剤とも同じです。

アモバン錠7.5mg

アモバン錠7.5mg

アモバン錠10mg

アモバン錠10mg

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 催眠薬(睡眠導入薬) > 非ベンゾジアゼピン系催眠薬 > ゾピクロン/超短期作用型
形状 錠剤 
同じ分類の薬 エバミール   エリミン   ジェネリック薬: アモバンテス   イソミタール原末   エスタゾラム  

お調べの商品と梱包や本体のデザインが違う場合は、薬剤師にお尋ねください。

アモバン メーカー別薬価など

会社 サノフィ
日医工
保険薬価 錠剤7.5mg 1錠 21.60円
錠剤10mg 1錠 26.00円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
RY 7.5mg
ZC 10mg
本体コード:
RY
ZC


アモバンの効能・効果

不眠症
[ゾピクロンのみの適応症]麻酔前投薬

アモバンの用法・用量

1日7.5~10mg(1錠)を就寝前に1回。

「アモバン」を含むQ&A

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アモバンの使用上の注意と副作用

警告

 本剤の服用後に,もうろう状態,睡眠随伴症状(夢遊症状など)が現れることがあります。また,入眠までの,あるいは中途覚醒時の出来事を記憶していないことがあるので注意してください。

基本的注意

*ゾピクロン(アモバン),エスゾピクロン(ルネスタ),ゾルピデム酒石酸塩(マイスリー)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……重症筋無力症/急性狭隅角緑内障
[ゾピクロン,エスゾピクロン]ゾピクロン,エスゾピクロンに対するアレルギーの前歴
[ゾルピデム酒石酸塩]本剤の成分に対するアレルギーの前歴/重い肝機能障害
(2)特に慎重に服用すべき場合(原則禁忌,処方医と連絡を絶やさないこと)……肺性心,肺気腫,気管支ぜんそくおよび脳血管障害の急性期などにより呼吸機能が高度に低下している場合
(3)慎重に服用すべき場合……心障害/肝機能障害/腎機能障害/脳の器質的障害/高齢者,衰弱している人
(4)服用法……不眠症の改善に本剤を服用するときは,就寝の直前に服用してください。また,睡眠の途中に一時的に起床して仕事などを行うと健忘(物忘れ)が現れることがあるので,仕事などを行う可能性があるときは服用しないでください。
[エスゾピクロン]本剤は,食事と同時または食直後の服用は避けてください。空腹時の服用に比べて効果が低下することがあります。
(5)危険作業は中止……本剤を服用すると,本剤の影響が翌朝以後に及び,眠け,注意力・集中力・反射運動能力などの低下がおこることがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(6)アルコール(飲酒)……アルコールと併用すると,精神機能・知覚・運動機能などの低下が増強することがあるので,服用するときはできるだけ飲酒を控えてください。
(7)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①連用による薬物依存,服用量の急激な減少・服用の中止による離脱症状(反跳性不眠,いらいら感,不安,異常な夢,悪心,ふるえ,けいれん発作など)。②精神症状・意識障害(せん妄,錯乱,夢遊症状,異常な夢,幻覚,興奮,脱抑制,意識レベルの低下など)。③一過性前向性健忘(中途覚醒時の出来事を覚えていない),もうろう状態。④呼吸抑制。⑤肝機能障害,黄疸。
[ゾピクロン,エスゾピクロン]⑥ショック,アナフィラキシー様症状(じん麻疹,血管浮腫など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみ)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……眠け・傾眠,残眠感,ふらつき,めまい,頭痛・頭重,錯感覚,錯視,不快感,不安,注意力障害,異常な夢,悪夢,気分高揚,うつ病,しびれ感/味覚異常,消化不良,口中のにがみ,口渇,吐きけ,食欲不振,悪心・嘔吐,下痢,腹痛,口内不快感,胃不快感,口内乾燥,便秘,口の錯感覚/動悸/倦怠感,脱力感などの筋緊張低下症状,筋肉痛,疲労/湿疹,リビドー減退,片頭痛,背部痛,末梢性浮腫,複視,視力障害,霧視/転倒
(3)検査などでわかる副作用……AST・ALT・γ-GTP・AL-P・LDH・ビリルビン上昇/蛋白尿,BUN上昇/白血球・ヘモグロビン・赤血球・血小板減少,白血球増多/尿中ブドウ糖陽性,尿中血陽性/高血圧

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)併用すると本剤の作用を強めることがある薬剤……薬物代謝酵素CYP3A4を阻害する薬剤(エリスロマイシンマクロライド,イトラコナゾール深在性真菌治療薬など)
(2)併用すると本剤の作用を弱めることがある薬剤……薬物代謝酵素CYP3A4を誘導する薬剤(リファンピシンリファンピシン)
(3)本剤との併用で作用が強まることがある薬剤……筋弛緩薬(スキサメトニウム塩化物水和物,ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物,パンクロニウム臭化物),中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体フェノチアジン系薬剤,バルビツール酸誘導体バルビツール酸誘導体など)
(4)併用すると呼吸抑制がおこることがある薬剤……麻酔薬