アルケランの効能・用量・副作用など

アルケランの特徴

多発性骨髄腫の第一選択薬として欧米では1960年代から,わが国でも1979年以来,長年にわたり用いられています。MP療法といって,プレドニゾロン副腎皮質ステロイド薬と併用する治療がよく行われています。また,本剤の注射薬は,多発性骨髄腫,白血病,悪性リンパ腫,小児固形がんにおける造血幹細胞移植の前処置に使われます。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 アルキル化剤 > メルファラン > メルファラン
形状 錠剤 
同じ分類の薬 エンドキサン   テモダール   マブリン   経口用エンドキサン原末  

アルケラン メーカー別薬価など

会社 アスペンジャパン
保険薬価 錠剤2mg 1錠 188.70円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
本体コード:
GX EH 3:A


アルケランの効能・効果

多発性骨髄腫の自覚的・他覚的症状の緩解

アルケランの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……白血球数が2,000/mm³以下,または血小板数が5万/mm³以下に減少した人/本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……他の化学療法剤の使用中・使用直後/放射線照射中・照射直後/感染症/尿毒症/腎機能障害
(3)血液検査……服用によって骨髄機能抑制がおこるので,十分に血液検査を行う必要があります。特に,白血球数3,000/mm³以下または血小板数10万/mm³以下に減少した場合は骨髄機能が回復するまで減量・休薬が必要です。
(4)二次発がん……服用によって急性白血病,骨髄異形成症候群(MDS)が発生したとの報告があります。
(5)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①ショック,アナフィラキシー様症状(血圧低下,呼吸困難,じん麻疹,喘鳴(ぜんめい),不快感など)。②骨髄機能抑制(汎血球減少,白血球減少,血小板減少,貧血など)。③重症の肝機能障害,黄疸。④間質性肺炎,肺線維症。⑤溶血性貧血。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)おこることがある副作用……アレルギー症状(発熱,発疹,かゆみ,紅斑,丘疹,めまい,血圧低下,呼吸困難,じん麻疹,むくみ)/脱毛/悪心,嘔吐,食欲不振,腹痛,胃重感,下痢,腹部膨満感,胃・十二指腸潰瘍,口内炎/月経異常/感染の誘発
(2)検査などでわかる副作用……ビリルビン・AST・ALT・AL-P・γ-GTP・LDH上昇/BUN増加/卵巣機能不全

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

アルケラン - PC

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