アルサルミンの効能・用量・副作用など

アルサルミンの特徴

胃液の中のペプシンの活性を抑制するとともに,粘膜を保護する作用によって潰瘍を治します。日本で開発されたもので,英米独仏などでも使われています。
現在よく使われているヒスタミンH₂受容体拮抗薬ヒスタミンH₂受容体拮抗薬と本剤との二重盲検試験で同等の効果があったという報告もあり,価格的にも安く,とてもよい薬剤の一つです。
消化性潰瘍(胃潰瘍,十二指腸潰瘍)治療の防御因子増強剤では,有効性のエビデンス(根拠)がある唯一の薬です(攻撃因子抑制剤では,ヒスタミンH₂受容体拮抗薬やプロトンポンプ阻害薬などにエビデンスがあります)。

アルサルミン細粒1g

アルサルミン細粒1g

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 胃炎・消化性潰瘍の薬 > スクラルファート水和物 > スクラルファート水和物
形状 細粒剤 
同じ分類の薬 アシノン   アズノール   ジェネリック薬: アスコンプ   アズクレニンS配合顆粒   アズレミン配合細粒  

お調べの商品と梱包や本体のデザインが違う場合は、薬剤師にお尋ねください。

アルサルミン メーカー別薬価など

会社 中外製薬
保険薬価 細粒剤90% 1g 6.40円
液剤10% 1mL 3.30円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
UL C-23 C


アルサルミンの効能・効果

胃・十二指腸潰瘍/急性胃炎・慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変(びらん,出血,発赤,むくみ)の改善

アルサルミンの用法・用量

細粒・顆粒剤の場合は1回1~1.2g,液剤の場合は1回10mLを,それぞれ1日3回。

アルサルミンの使用上の注意と副作用

基本的注意

*スクラルファート水和物(アルサルミン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……透析療法中の人
(2)慎重に服用すべき場合……腎機能障害/リン酸塩の欠乏している人
(3)胃石・食道結石……本剤の服用者で,経管栄養を受けている成人,低出生体重児・発育不全の新生児に,胃石・食道結石が現れたとの報告があります。
(4)定期検査……腎機能障害のある人が長期服用すると,アルミニウム脳症やアルミニウム骨症,貧血などがおこることがあります。定期的に血中のアルミニウム,リン,カルシウム,AL-Pなどを測定することが必要です。

副作用の注意
重大な副作用

重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,じん麻疹など)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……便秘,口渇,悪心,吐きけ/アナフィラキシー反応
(3)検査などでわかる副作用……アルミニウム脳症,アルミニウム骨症/貧血

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)本剤と間隔をあけて服用すべき薬剤……ニューキノロン系抗菌薬(塩酸シプロフロキサシン,ノルフロキサシンニューキノロン剤など),ジギタリス製剤ジギタリス製剤,フェニトインフェニトイン,テトラサイクリン系抗生物質テトラサイクリン系抗生物質,スルピリドベンズアミド系抗精神病薬スルピリド→2時間ほど時間をずらして服用してください。
(2)本剤との併用で作用が強まる薬剤……キニジン硫酸塩水和物キニジン硫酸塩水和物
(3)併用に注意が必要な薬剤……①クエン酸塩→血中アルミニウム濃度が上昇します。②血清カリウム抑制イオン交換樹脂(ポリスチレンスルホン酸カルシウム・ポリスチレンスルホン酸ナトリウム高カリウム血症治療薬)→イオン交換樹脂の効果が弱まります。
(4)同時に服用すると併用薬剤の吸収が阻害される薬剤……甲状腺ホルモン(レボチロキシンナトリウム水和物甲状腺製剤),胆汁酸製剤(ウルソデオキシコール酸ウルソデオキシコール酸,ケノデオキシコール酸ケノデオキシコール酸),テオフィリン徐放性製剤テオフィリン

アルサルミン - PC

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