アルファロールの効能・用量・副作用など

アルファロールの特徴

ビタミンDの合成には太陽光線が必要なため,本剤をサンシャインビタミンと呼ぶことがあります。最近では食生活の向上でビタミンD不足はほとんどなくなりましたが,体内での変化過程に異常があるために(代謝異常という),ビタミンD不足をおこすことがあります。
ビタミンDはカルシウムを体内へ取り込む働きがあり,カルシウム不足による骨の病気の治療に用いられます。

アルファロールカプセル0.5μg

アルファロールカプセル0.5μg

アルファロールカプセル1μg

アルファロールカプセル1μg

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 骨粗鬆症の薬 > アルファカルシドール > アルファカルシドール
形状 散剤 
同じ分類の薬 アクトネル   アスパラ-CA   ジェネリック薬: アルカドール   アルシオドール   アルファカルシドール  

お調べの商品と梱包や本体のデザインが違う場合は、薬剤師にお尋ねください。

アルファロール メーカー別薬価など

会社 中外製薬
保険薬価 カプセル剤0.25μg 1カプセル 20.20円
カプセル剤0.5μg 1カプセル 38.40円
カプセル剤1μg 1カプセル 70.50円
カプセル剤3μg 1カプセル 266.40円
散剤1μg 1g 80.80円
液剤0.5μg 1mL 69.50円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
C-31 G・0.25
C-31 G・0.5
C-31 G・1


アルファロールの効能・効果

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
[アルファカルシドール,カルシトリオールのみの適応症]以下の疾患におけるビタミンD代謝異常に伴う諸症状(低カルシウム血症,しびれ,テタニー,知覚異常,筋力低下,骨痛,骨病変など)の改善→慢性腎不全,副甲状腺機能低下症,(ビタミンD抵抗性)クル病・骨軟化症

アルファロールの用法・用量

1日1回1~4μgを服用。骨粗鬆症・慢性腎不全の場合は,1日1回0.5~1μg。

「アルファロール」を含むQ&A

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アルファロールの使用上の注意と副作用

基本的注意

*アルファカルシドール(アルファロール),カルシトリオール(ロカルトロール),エルデカルシトール(エディロール)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……[カルシトリオール]高カルシウム血症またはビタミンD中毒症状を伴う人
[エルデカルシトール]妊婦,妊娠している可能性のある人,授乳婦
(2)慎重に服用すべき場合……[カルシトリオール]妊婦,授乳婦,小児
[エルデカルシトール]高カルシウム血症のおそれのある人(腎機能障害, 悪性腫瘍, 原発性副甲状腺機能亢進症など)/重い肝機能障害/尿路結石またはその前歴
(3)定期検査……カルシウムが過剰に体内に取り入れられると問題がおこりやすいため,定期的に血清カルシウムの測定を行います。
(4)女性……[エルデカルシトール]動物実験で催奇形性作用が報告されているので,妊娠する可能性のある人は,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用が許可されます。服用する場合は,事前に問診・妊娠検査で妊娠していないことを確認し,服用期間中は適切な避妊を行ってください。本剤投与中に妊娠が認められた場合には,直ちに服用を中止します。
(5)その他……
・妊婦での安全性:[アルファカルシドール,カルシトリオール]有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:[アルファカルシドール]原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。[カルシトリオール]服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:[エルデカルシトール]未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

[アルファカルシドール,エルデカルシトール]①急性腎不全。
[アルファカルシドールのみ]②肝機能障害,黄疸。
[エルデカルシトールのみ]③高カルシウム血症(倦怠感,いらいら感,吐きけ,口渇感,食欲減退,意識レベルの低下など)。④尿路結石。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)すぐに処方医に連絡する副作用……食欲不振,悪心・吐きけ,下痢,便秘,胃痛,嘔吐,腹部膨満感,胃部不快感,腹部不快感,消化不良,口内違和感,口内炎,口渇,心窩部(しんかぶ)痛,胃炎/頭痛・頭重,不眠・いらいら感,脱力・倦怠感,めまい,味覚異常,しびれ感,眠け,記憶力・記銘力の減退,耳鳴り,老人性難聴,背部痛,肩こり,下肢のつっぱり感,胸痛/軽度の血圧上昇,動悸/かゆみ,発疹,じん麻疹,皮膚乾燥,熱感/結膜充血/しわがれ声,むくみ/発熱,月経不順,鼻出血,顔面潮紅,腰痛,下肢痛,四肢の冷え,浮腫
(2)検査などでわかる副作用……AST・ALT・LDH・γ-GTP・AL-P上昇/BUN・クレアチニン上昇(腎機能の低下),尿中血陽性,尿中蛋白陽性,血中尿酸の上昇,腎結石,尿路結石/関節周囲の石灰化(化骨形成),尿中・血中カルシウム増加,カルシウム沈着/ヘモグロビン減少,白血球減少,貧血,ヘマトクリット減少,赤血球減少

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)本剤とマグネシウムを含む薬剤を併用すると,高マグネシウム血症になることがあります。
(2)高カルシウム血症をおこす可能性がある薬剤……ビタミンDおよびその誘導体(カルシトリオールなど),カルシウム製剤(乳酸カルシウム水和物,炭酸カルシウムなど),PTH製剤(テリパラチド)
(3)ジギタリス製剤ジギタリス製剤との併用で,不整脈がおこるおそれがあります。