アンカロンの効能・用量・副作用など

アンカロンの特徴

1992年8月に保険適用になった抗不整脈薬ですが,副作用が多いため,他の薬が使えない場合の最終選択薬です。処方医との密接な連絡のもとで服用してください。

アンカロン錠100mg

アンカロン錠100mg

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 不整脈の薬 > アミオダロン塩酸塩 > アミオダロン塩酸塩
形状 錠剤 
同じ分類の薬 アスペノン   アセタノール   アドビオール   ジェネリック薬: アテノロール   アテノロールドライシロップ  

お調べの商品と梱包や本体のデザインが違う場合は、薬剤師にお尋ねください。

アンカロン メーカー別薬価など

会社 サノフィ
保険薬価 錠剤100mg 1錠 347.70円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
100
本体コード:
100


アンカロンの効能・効果

生命に危険がある次の再発性不整脈で,他の抗不整脈薬が無効か,または使用できない場合→心室細動,心室性頻拍,心不全(低心機能)または肥大型心筋症に伴う心房細動

アンカロンの用法・用量

導入期の場合,1日400mgを1~2回に分けて1~2週間服用。維持期では,1日200mgを1~2回に分けて服用。

「アンカロン」を含むQ&A

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アンカロンの使用上の注意と副作用

警告

 本剤による副作用の発生頻度は高く,致死的な副作用(間質性肺炎,肺胞炎,肺線維症,肝機能障害,甲状腺炎,甲状腺機能亢進症)が発現するという報告もあります。服用に際しては処方医と十分に話し合い,納得がいったら服用してください。副作用の発現で服用中止,あるいは減量しても副作用はすぐには消失しない場合があるので注意してください。

基本的注意

*アミオダロン塩酸塩(アンカロン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……重い洞不全症候群/Ⅱ度以上の房室ブロック/本剤の成分またはヨウ素に対するアレルギーの前歴/リトナビル・サキナビル・サキナビルメシル酸塩・インジナビル硫酸塩エタノール付加物・ネルフィナビルメシル酸塩・スパルフロキサシン・モキシフロキサシン塩酸塩・シルデナフィルクエン酸塩・バルデナフィル塩酸塩水和物・トレミフェンクエン酸塩・テラプレビル・フィンゴリモド塩酸塩・エリグルスタット酒石酸塩の服用中
(2)慎重に服用すべき場合……間質性肺炎,肺胞炎,肺線維症,肺拡散能の低下とそれらの前歴/軽度の刺激伝導障害(Ⅰ度房室ブロック,脚ブロックなど)/心電図上QT延長/重いうっ血性心不全/重い肝機能低下・腎機能低下/甲状腺機能障害またはその前歴
(3)定期検査……本剤は副作用が現れる頻度の高い薬剤です。服用中は定期的に脈拍,血圧,心電図,心エコー,胸部X線,肺機能,血液,尿,甲状腺,眼の検査を受ける必要があります。
(4)心臓ペースメーカー使用中……本剤は,心臓ペーシングの閾値(いきち)を上昇させる場合があります。恒久的ペースメーカー使用中,あるいは一時的ペーシング中の人は適当な間隔でペーシング閾値を測定する必要があります。異常を感じたら,直ちに処方医へ連絡してください。
(5)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……本剤を服用しているときは摂取してはいけません。本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあります。
(6)その他……
・妊婦での安全性:原則として服用しない。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①間質性肺炎,肺線維症,肺胞炎。②不整脈の重度の悪化,トルサード・ドゥ・ポアント,心不全,徐脈,徐脈からの心停止,完全房室ブロック,血圧低下。③劇症肝炎,肝機能障害,肝硬変。④甲状腺機能亢進症,甲状腺炎,甲状腺機能低下症。⑤抗利尿ホルモン不適合分泌症候群。⑥肺胞出血。⑦急性呼吸窮迫(きゅうはく)症候群(手術後)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(皮疹,光線過敏症,日光皮膚炎)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……角膜色素沈着,視覚暈輪(うんりん),まぶしい,目がかすむ,視神経炎
(3)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……性欲減退,睡眠障害,不眠症,幻覚/悪心・吐きけ,嘔吐,便秘,食欲不振,胃部不快感,舌アフタ形成/ぜんそく/潮紅,よだれ,ふるえ,頭痛,不随意運動,協調運動低下,歩行障害,運動失調,めまい,知覚異常,頭蓋内圧亢進,末梢性感覚運動ニューロパチー/手指爪変色,脱毛,皮膚青色化,紫斑,皮膚血管炎,血管神経性浮腫/手指のむくみ,全身倦怠感,女性化乳房,疲労,精巣上体炎/味覚異常,臭覚異常
(4)検査などでわかる副作用……QT延長,房室ブロック,洞機能不全,脚ブロック/AST・ALT・AL-P・LDH・LAP・γ-GTP・総ビリルビン上昇/肺機能障害,胸部X線異常/白血球・好中球・血小板減少,好酸球増加,ヘモグロビン・ヘマトクリット上昇・低下,白血球増多,血液凝固異常/甲状腺機能低下症・亢進症,甲状腺機能検査値の異常(rT₃上昇,TSH上昇・低下,T₃低下,T₄上昇・低下)/BUN・クレアチニン上昇,ナトリウム上昇・低下,尿酸上昇・低下,血清電解質(カリウム,塩素,カルシウム,リン)上昇・低下,尿タンパク,尿糖,尿ウロビリノーゲン,尿pH異常/CK上昇,コリンエステラーゼ上昇・低下

他の薬剤使用時の注意

リトナビルエイズ治療薬(2),スパルフロキサシン,モキシフロキサシン塩酸塩ニューキノロン剤,ネルフィナビルメシル酸塩,サキナビル,サキナビルメシル酸塩,インジナビル硫酸塩エタノール付加物エイズ治療薬(2),シルデナフィルクエン酸塩,バルデナフィル塩酸塩水和物シルデナフィルクエン酸塩ほか,トレミフェンクエン酸塩タモキシフェンクエン酸塩ほか,テラプレビルC型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬),フィンゴリモド塩酸塩フィンゴリモド塩酸塩,エリグルスタット酒石酸塩ゴーシェ病治療薬→QT延長,不整脈などをおこすおそれがあります。

(1)本剤との併用で作用が強まる薬剤……抗凝血薬(ワルファリンカリウムワルファリンカリウム),P糖蛋白を基質とする抗凝固剤(ダビガトランダビガトラン,エドキサバントシル酸塩水和物凝固第X因子阻害薬),ジゴキシンジギタリス製剤,プロカインアミド塩酸塩プロカインアミド塩酸塩,CYP3A4で代謝される薬剤(シクロスポリンシクロスポリン,タクロリムス水和物タクロリムス水和物ほか,ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩エルゴタミン酒石酸塩,エルゴタミン酒石酸塩エルゴタミン酒石酸塩,トリアゾラムベンゾジアゼピン系催眠薬,ミダゾラム,シンバスタチン HMG-CoA還元酵素阻害薬など),フレカイニド酢酸塩フレカイニド酢酸塩,アプリンジン塩酸塩アプリンジン,テオフィリンテオフィリン,フェニトインフェニトイン
(2)本剤と併用すると循環器系の副作用をおこす可能性がある薬剤……キニジン硫酸塩水和物キニジン硫酸塩水和物,メキシレチン塩酸塩メキシレチン塩酸塩,ジソピラミドピリジンメタノール系抗不整脈薬,ソタロール塩酸塩ベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの),リドカイン,ベーター・ブロッカー(メトプロロール酒石酸塩ベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの)ベーター・ブロッカー(適応症が高血圧症のみのもの),プロプラノロール塩酸塩ベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの)ベーター・ブロッカー(適応症が狭心症と高血圧のもの)),カルシウム拮抗薬(ジルチアゼム塩酸塩カルシウム拮抗薬、ベラパミル塩酸塩カルシウム拮抗薬),フェンタニルフェンタニル外用薬フェンタニルクエン酸塩,麻酔薬,低カリウム血症をおこす薬剤(利尿薬,副腎皮質ステロイド薬,テトラコサクチド酢酸塩)

アンカロン - PC

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