イリボーODの効能・用量・副作用など

イリボーODの特徴

本剤は,下痢型過敏性腸症候群の治療に,基本となる食事指導や生活指導を行ったうえで症状の改善しない人に使用します。使用前に,慢性便秘症または便秘型過敏性腸症候群ではないことを確認したうえで処方されます。なお,女性の服用量は男性の2分の1となっています。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 その他の胃腸薬 > ラモセトロン塩酸塩 > ラモセトロン塩酸塩
形状 錠剤 
同じ分類の薬 アコファイド   アサコール   イリボー   ジェネリック薬: アノレキシノン   イトプリド塩酸塩  

イリボーOD メーカー別薬価など

会社 アステラス製薬
保険薬価 錠剤2.5μg 1錠 88.30円
錠剤5μg 1錠 144.20円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
2.5μg 127
5μg 157
本体コード:
127
157


イリボーODの効能・効果

下痢型過敏性腸症候群

イリボーODの用法・用量

男性:1日1回5μg,1日最大10μg。女性:1日1回2.5μg,1日最大5μg。

イリボーODの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……腹部手術歴/高齢者
(3)用量調整……本剤の服用は,1カ月程度の症状推移により調整し,症状の変化に応じての頻繁な調整はしません。また,改善がみられた場合は3カ月をめどに継続・中止を検討します。
(4)特に女性は注意……本剤の服用により虚血性大腸炎や重篤な便秘が発現するおそれがあるので,腹痛,血便,便秘,硬便が認められた場合には,すぐに処方医に連絡してください。特に女性は,男性に比べ便秘や硬便の発現率が高いため十分に注意してください。
(5)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①ショック,アナフィラキシー。②虚血性大腸炎(腹痛,血便など)。③重い便秘とその合併症(腸閉塞,宿便,中毒性巨大結腸,続発性腸虚血,腸管穿孔(せんこう))。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)すぐに処方医に連絡する副作用……便秘,硬便,腹痛,排便障害
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……動悸/腹部膨満,上腹部痛,悪心,胃炎,腹部不快感,痔核,排便障害,下痢,嘔吐,逆流性食道炎,胃不快感,十二指腸潰瘍,下腹部痛,肛門周囲痛,痔出血,血便/倦怠感,胸部不快感,口渇/憩室炎/背部痛/頭痛,傾眠/頻尿/じん麻疹/前立腺炎
(3)検査などでわかる副作用……貧血,血小板減少,白血球減少・増加/ALT・γ-GTP・AST・AL-P・LDH・ビリルビン上昇/尿糖・尿タンパク陽性

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)併用すると便秘・硬便の副作用が強まることがある薬剤……抗コリン作用をもつ薬剤(三環系抗うつ薬三環系抗うつ薬,フェノチアジン系薬剤フェノチアジン系薬剤,モノアミン酸化酵素阻害薬モノアミン酸化酵素の働きなど),止瀉薬(下痢止めの薬,ロペラミド塩酸塩ロペラミド,アヘンアルカロイド系麻薬など)
(2)併用すると本剤の副作用が強まるおそれがある薬剤……フルボキサミンマレイン酸塩選択的セロトニン再取り込み阻害薬