エストラーナテープの効能・用量・副作用など

エストラーナテープの特徴

卵胞ホルモンを補う貼付剤です。貼る場所は下腹部・臀部ですが,全身的に作用するので内服薬と同じ注意が必要です。参考:内服の卵胞ホルモン卵胞ホルモンを参考にしてください。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 経皮吸収型の製剤 > 経皮吸収エストラジオール製剤 > エストラジオール
形状 貼付剤 
同じ分類の薬 イクセロンパッチ   ジェネリック薬: アンタップテープ   イソピットテープ   ジドレンテープ   セキナリンテープ  

エストラーナテープ メーカー別薬価など

会社 久光製薬
保険薬価 貼付剤0.09mg 1.125cm² 1枚 41.00円
貼付剤0.18mg 2.25cm² 1枚 58.00円
貼付剤0.36mg 4.5cm² 1枚 78.20円
貼付剤0.72mg 9cm² 1枚 106.20円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
HP 371 T


エストラーナテープの効能・効果

更年期障害・卵巣欠落症状に伴う血管運動神経症状(ホットフラッシュ,発汗)
[エストラーナテープのみの適応症]泌尿生殖器の萎縮症状/閉経後骨粗鬆症(こつそしょうしょう)/性腺機能低下症,性腺摘出または原発性卵巣不全による低エストロゲン症

エストラーナテープの使用上の注意と副作用

基本的注意

*経皮吸収エストラジオール製剤(ディビゲルなど)の添付文書による

(1)使用してはいけない場合……エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば乳がん,子宮内膜がん)およびその疑いのある人/血栓性静脈炎・肺塞栓症またはその前歴/動脈性の血栓塞栓疾患(例えば冠動脈性心疾患,脳卒中)またはその前歴/重い肝機能障害/未治療の子宮内膜増殖症のある人/診断の確定していない異常性器出血のある人/乳がんの前歴/ポルフィリン症で急性発作の前歴/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人,授乳婦
(2)慎重に使用すべき場合……子宮筋腫/子宮内膜症/乳がんの家族素因が強い人,乳房結節,乳腺症,乳房レントゲン像に異常がみられた人/高血圧・心疾患・腎疾患またはその前歴/糖尿病/片頭痛,てんかん/肝機能障害/術前または長期臥床状態/全身性エリテマトーデス
(3)乳がんなど……本剤は,卵胞ホルモンを含む製剤です。本剤の使用によって,乳がんや血栓症などさまざまな疾患がおこりやすくなるので,必ず内服の卵胞ホルモン卵胞ホルモンの項を読んでください。
(4)貼付部位……①皮膚刺激を避けるため,毎回貼付部位を変えるようにしてください。②衣服との摩擦ではがれるおそれがあるため,ベルトラインを避けてください。③胸部には貼付してはいけません。
(5)ディビゲルの使用法……①1日1回,1包を太腿,もしくは下腹の400cm²(20㎝四方)に均一に塗り広げます。②日ごとに塗る場所を変えてください。③きず,湿疹などがある場所は避けて塗ります。
(6)ル・エストロジェルの使用法……通常はル・エストロジェル2プッシュ(1.8g)を1日1回,両腕の手首から肩までの広い範囲に塗擦します。症状に応じて適宜減量し,1プッシュ(0.9g)を1日1回とします。
(7)メノエイドコンビパッチの使用法……3~4日ごとに1回(週2回),下腹部に貼付します。

副作用の注意
重大な副作用

①アナフィラキシー(呼吸困難,不快感,むくみ,全身潮紅,じん麻疹など)。②静脈血栓塞栓症・血栓性静脈炎(下肢の疼痛・むくみ,胸痛,突然の息切れ,急性視力障害など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。