カリクレインの効能・用量・副作用など

カリクレインの特徴

動物の膵臓から抽出精製されたドイツの薬剤で,日本でも多く使用されていますが,アメリカやイギリスでは発売されていません。イギリスでは以前,注射薬は発売されていましたが,今ではそれも発売されていません。
本剤は,内服した場合には胃酸で分解されてしまう可能性があります。
民族間で薬の許可基準の厳しさに差があるとすると,一般的に最も厳しいのはイギリス・アメリカのアングロサクソン系,ついでドイツなどのゲルマン系,そしてフランス・イタリア・スペインなどのラテン系がつづき,最も甘いのが大和民族といえます。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 血行障害などの薬 > 膵臓抽出精製物 > カリジノゲナーゼ
形状 錠剤 
同じ分類の薬 エパデール   エパデールS   ジェネリック薬: アテロパン   イコサペント酸エチル   エパキャップソフト  

カリクレイン メーカー別薬価など

会社 バイエル薬品
保険薬価 錠剤10単位 1錠 12.70円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
K 10:
本体コード:
:K 10


カリクレインの効能・効果

次の疾患における末梢循環障害の改善→高血圧症,メニエール症候群,閉塞性血栓血管炎(ビュルガー病)/次の症状の改善→更年期障害,網脈絡膜の循環障害

カリクレインの用法・用量

1日30~150単位を3回に分けて服用。カリクレイン(10単位)の場合は,1回1~2錠を1日3回。

カリクレインの使用上の注意と副作用

基本的注意

*カリジノゲナーゼ(カリクレイン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……脳出血直後など新鮮な血液が出血している人

副作用の注意
重大な副作用

重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみなど)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……心悸亢進/胃部不快感,悪心・嘔吐,食欲不振,上腹部痛,下痢,便秘/肝機能障害/熱感,頭痛・頭重,眠け,全身倦怠感
(3)検査などでわかる副作用……AST・ALT上昇

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)併用すると過度の血圧低下をおこす可能性がある薬剤……ACE阻害薬ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)