コムタンの効能・用量・副作用など

コムタンの特徴

パーキンソン病の脳内ドパミン不足を補うため,脳血管関門を通過できないドパミンの代わりに,通過できるドパミン前駆物質(レボドパ)が使われます。レボドパは脳内の酵素によってドパミンとなり効果を発揮します。ドパミンはカテコール-O-メチル基転移酵素(COMT)やモノアミン酸化酵素(MAO)によって代謝されますので,それらの酵素を阻害すれば脳内のドパミンが長時間存在し,効き目が長くなります。セレギリン塩酸塩セレギリン塩酸塩はMAO阻害薬,エンタカポンはCOMT阻害薬です。
なお,スタレボ配合錠は,レボドパ,カルビドパとともにエンタカポンを配合している製剤です。服用にあたっては,「ドパミン前駆物質(レボドパ)」ドパミン前駆物質(レボドパ)の各項目も参照してください。

コムタン錠100mg

コムタン錠100mg

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 パーキンソン症候群の薬 > エンタカポン > エンタカポン
形状 錠剤 
同じ分類の薬 アキネトン   アーテン   イーシー・ドパール配合錠   ジェネリック薬: アテネジン   アマンタジン塩酸塩  

お調べの商品と梱包や本体のデザインが違う場合は、薬剤師にお尋ねください。

コムタン メーカー別薬価など

会社 ノバルティスファーマ
保険薬価 錠剤100mg 1錠 217.30円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
COM
本体コード:
COM


コムタンの効能・効果

[コムタンの適応症]パーキンソン病における日内変動(ウェアリングオフ現象)の改善(レボドパ・カルビドパまたはレボドパ・ベンセラジド塩酸塩との併用による)
[スタレボ配合錠の適応症]パーキンソン病〔レボドパ・カルビドパの服用において症状の日内変動(ウェアリングオフ現象)が認められる場合〕

コムタンの用法・用量

1回100mgを1日8回まで。1回量は200mgまで増量できる。レボドパ・カルビドパまたはレボドパ・ベンセラジド塩酸塩と併用する。

「コムタン」を含むQ&A

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コムタンの使用上の注意と副作用

基本的注意

*エンタカポン(コムタン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤に対するアレルギーの前歴/悪性症候群・横紋筋(おうもんきん)融解症またはその前歴
[スタレボ配合錠のみ]閉塞隅角緑内障/非選択的モノアミン酸化酵素(MAO)阻害薬モノアミン酸化酵素の働きの服用中
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害またはその前歴/褐色細胞腫
(3)悪性症候群……本剤の服用中または服用中止後に悪性症候群がおこり,横紋筋融解症または急性腎不全に至ることがあります。高熱,意識障害(昏睡),高度の筋硬直,不随意運動,ショック状態,激越,頻脈などが現れたら,服用を中止して体を冷やす, 水分を補給するなどして,ただちに処方医へ連絡してください。
(4)危険作業は中止……本剤を服用すると,前兆のない突発的睡眠,傾眠,起立性低血圧が現れることがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(5)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①悪性症候群,横紋筋融解症,急性腎不全。②突発性睡眠,傾眠。③幻覚,幻視,幻聴,錯乱。④肝機能障害。
[スタレボ配合錠のみ]⑤胃潰瘍・十二指腸潰瘍の悪化。⑥溶血性貧血,血小板減少。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(紅斑,発疹など)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……失神,めまい,パーキンソニズム悪化,呼吸困難
(3)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……紫斑,皮膚・毛髪・髭・爪の変色,多汗/怒りっぽい,不眠,悪夢,妄想,不安/ジスキネジー,ジストニー,頭痛,味覚異常,運動低下,運動過多,振戦/鼓腸,便秘,吐きけ,大腸炎,上腹部痛,食欲不振,胃炎,腹痛,下痢,胃不快感,嘔吐,レッチング(嘔吐様の動き),消化不良/着色尿,頻尿/貧血/疲労,無力症,倦怠感,むくみ,口渇/関節痛,筋痛,背部痛,筋けいれん/起立性低血圧,体重減少,転倒
(4)検査などでわかる副作用……AST・ALT・γ-GTP上昇/尿潜血陽性,BUN上昇/ヘモグロビン・赤血球減少,白血球数変化,ヘマトクリット減少,鉄欠乏性貧血/細菌感染,血清鉄減少,CK・LDH・AL-P上昇/血圧低下,高血圧

他の薬剤使用時の注意

[スタレボ配合錠]非選択的モノアミン酸化酵素(MAO)阻害薬→血圧上昇などをおこすおそれがあります。

(1)併用すると作用が強まる薬剤……COMTで代謝される薬品(アドレナリン,ノルアドレナリン,イソプレナリンエフェドリン塩酸塩ほか,ドパミンドパミン前駆物質(レボドパ)など)
(2)併用すると血圧上昇のおそれがある薬剤……セレギリンセレギリン塩酸塩
(3)併用すると血液凝固能が変化するおそれがある薬剤……ワルファリンカリウムワルファリンカリウム
(4)併用すると作用が弱まる薬剤……鉄剤鉄補給剤
(5)併用するとジスキネジー(不随意運動の一種)の発現頻度が上昇する薬剤……イストラデフィリンイストラデフィリン

コムタン - PC

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