コレアジンの効能・用量・副作用など

コレアジンの特徴

ハンチントン病は,舞踏運動(舞踏様不随意運動),精神症状,行動異常,認知障害を特徴とする遺伝性進行性神経変性疾患で,国が指定している難病のひとつです。
本剤の効果は,ハンチントン病に伴う舞踏運動の改善のみに限定されており,そのほかの症状の改善は期待できないとされています。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 その他の薬 > テトラベナジン > テトラベナジン
形状 錠剤 
同じ分類の薬 イソプリノシン   イムセラ   ウブレチド   ウラリット配合錠   ジェネリック薬: ウタゲン配合散  

コレアジン メーカー別薬価など

会社 アルフレッサファーマ
保険薬価 錠剤12.5mg 1錠 396.40円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
CL 12・5
本体コード:
CL 12・5


コレアジンの効能・効果

ハンチントン病に伴う舞踏運動

コレアジンの用法・用量

1日1回12.5mgから服用を開始し,1週ごとに1日量として12.5mgずつ増量して維持量を定める。1日最大100mgまで。1日25mgの場合は1日2回,1日37.5mg以上の場合は1日3回に分けて服用。1回最大37.5mg。

コレアジンの使用上の注意と副作用

警告

 本剤を服用すると,うつ病・うつ状態,自殺念慮,自殺企図が発現または悪化することがあります。患者・家族はそのことを十分に理解し,服用した場合は状態および病態の変化に注意し,関連する症状が現れた場合には直ちに処方医に連絡してください。

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/自殺念慮,自殺企図のある人,不安定なうつ病・うつ状態の人/重い肝機能障害/MAO(モノアミン酸化酵素)阻害薬を服用中あるいは服用中止後2週間以内/レセルピンの服用中あるいは服用中止後3週間以内
(2)慎重に服用すべき場合……うつ病・うつ状態またはその前歴,自殺念慮または自殺企図の前歴/QT延長のある人(先天性QT延長症候群など),QT延長をおこしやすい人(著明な徐脈などの不整脈またはその前歴,低カリウム血症,低マグネシウム血症など)/脱水・栄養不良状態などを伴う身体的疲弊のある人/肝機能障害/重い腎機能障害
(3)月経異常,嚥下(えんげ)障害など……本剤を服用すると,プロラクチンというホルモンの値が上昇し,月経異常,乳汁漏出,性欲減退などがおこることがあります。また,服用によって嚥下障害が発現・悪化するおそれがあり,肺炎,気管支炎に至ることがあります。このような異常がみられたらすぐに処方医に連絡してください。
(4)危険作業は中止……本剤を服用すると,鎮静,傾眠などがおこることがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(5)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①うつ病・うつ状態,自殺念慮,自殺企図。②悪性症候群(無動無言,強度の筋強剛,嚥下困難,頻脈,発汗,発熱など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみ)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……傾眠,パーキンソニズム,アカシジア,不眠症,睡眠障害,落ち着きのなさ,気力低下,鎮静,怒り,頭痛,すくみ現象,認知障害,激越,不安,錯乱,失見当識,神経過敏,平衡障害,運動緩慢,めまい,ジストニー,ふるえ/便秘,下痢,口渇,嚥下障害,悪心,嘔吐,よだれ過多/月経異常/疼痛,体重増加・減少,熱感,転倒,疲労
(3)検査などでわかる副作用……AST・ALT・γ-GTP・LDH上昇/クレアチニン上昇/プロラクチン上昇/血小板数減少/CK上昇

他の薬剤使用時の注意

①MAO(モノアミン酸化酵素)阻害薬(セレギリン塩酸塩セレギリン塩酸塩)→MAO阻害薬の作用が強まることがあります。②レセルピン (アポプロンレセルピン) →相互に作用が強まることがあります。

(1)併用すると本剤の作用が弱まる薬剤……CYP2D6を阻害する薬剤(パロキセチン塩酸塩水和物選択的セロトニン再取り込み阻害薬,キニジン硫酸塩水和物キニジン硫酸塩水和物など)
(2)併用すると相互に作用が強まることがある薬剤など……ドパミン拮抗薬(フェノチアジン系薬剤フェノチアジン系薬剤,ブチロフェノン系薬剤ブチロフェノン系薬剤,メトクロプラミドメトクロプラミド,ドンペリドンドンペリドンなど),中枢神経抑制薬,アルコール
(3)併用すると相互に作用が弱まることがある薬剤……レボドパドパミン前駆物質(レボドパ)
(4)本剤との併用でQT間隔延長,心室性不整脈などの重い副作用をおこすおそれがある薬剤……QT間隔延長をおこすことが知られている薬剤(クロルプロマジン塩酸塩フェノチアジン系薬剤,ハロペリドールブチロフェノン系薬剤など)
(5)本剤との併用で起立性低血圧などをおこすことがある薬剤……降圧薬

コレアジン - PC

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