ゴナックス皮下注用の効能・用量・副作用など

ゴナックス皮下注用の特徴

本剤は,国内初の前立腺がんを適応症としたGnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)アンタゴニスト(拮抗薬)です。GnRHは,男性ホルモンのテストステロンの産生に関わっています。テストステロンは男性機能維持のために必要なホルモンですが, 前立腺がんにおいてはがん細胞の増殖を促進してしまいます。本剤は,GnRH受容体へのGnRHの結合を阻害することでテストステロンの産生を低下させ,がん細胞の増殖を抑制します。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 抗ホルモン剤 > デガレリクス酢酸塩 > デガレリクス酢酸塩
形状 注射用剤 
同じ分類の薬 サンドスタチン皮下注用   サンドスタチンLAR筋注用   サンドスタチンLAR筋注用キット   ジェネリック薬: オクトレオチド皮下注   オクトレオチド酢酸塩皮下注  

ゴナックス皮下注用 メーカー別薬価など

会社 アステラス製薬
保険薬価 注射用剤80mg 1瓶 24,370.00円
注射用剤80mg 1瓶(溶解液付) 24,370.00円
注射用剤120mg 1瓶 29,958.00円
注射用剤120mg 1瓶(溶解液付) 29,958.00円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載


ゴナックス皮下注用の効能・効果

前立腺がん

ゴナックス皮下注用の使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に使用すべき場合……間質性肺疾患またはその前歴
(3)その他……
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①間質性肺疾患。②肝機能障害。③糖尿病の増悪。④心不全。⑤血栓塞栓症(心筋梗塞,脳梗塞,静脈血栓症,肺塞栓症など)。⑥ショック,アナフィラキシー。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)おこることがある副作用……便秘,胃炎,悪心,歯周炎,嘔吐/貧血/注射部位症状(疼痛,硬結,紅斑,腫脹,熱感,そう痒感,血腫,結節,炎症),体重増加,発熱,倦怠感,疲労,末梢性浮腫,体重減少,無力症,悪寒/鼻咽頭炎/食欲減退/筋力低下,関節痛,頸部痛,背部痛,四肢痛,筋骨格硬直/脂肪腫/脳出血,神経痛,不眠症,頭痛,浮動性めまい/夜間頻尿,排尿困難/勃起不全,女性化乳房,精巣萎縮/湿ったせき/多汗症,皮下出血,そう痒症,発疹,血管浮腫/ほてり,潮紅
(2)検査などでわかる副作用……ヘモグロビン減少,白血球減少,血小板減少症/心室性期外収縮,心電図QT延長/ALT・AST・γ-GTP・AL-P増加,脂肪肝/CRP増加/高脂血症,血中コレステロール増加/血中尿素増加/高血圧

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。