サイスタダン原末の効能・用量・副作用など

サイスタダン原末の特徴

ホモシスチンは,必須アミノ酸の一つであるメチオニンの代謝経路における中間生成物です。メチオニンはシスタチオン合成酵素の働きによってホモシステインという物質に変換され,その後,システインとシスチンにつくり変えられます。ホモシスチン尿症は先天性アミノ酸代謝異常症の一つで,主にこのメチオニン代謝経路の障害によってホモシステインおよびホモシスチンが体内に蓄積し,ホモシスチンが尿中へ大量に排出される疾患です。出生直後に行われる新生児マススクリーニングの対象疾患の一つで,十分な治療が施されない場合,眼・骨格・中枢神経・血管の障害を引きおこします。
本剤は,メチオニン代謝経路においてホモシステインをメチオニンにすることによって体液中のホモシステインを低下させる,国内初のホモシスチン尿症の治療薬です。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 先天性代謝異常症の薬 > ホモシスチン尿症治療薬 > ベタイン
形状 末剤 
同じ分類の薬 アルギU配合顆粒   エルカルチン   エルカルチンFF   エルカルチンFF内用液   オーファディン  

サイスタダン原末 メーカー別薬価など

会社 レクメド
保険薬価 末剤 1g 448.10円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載


サイスタダン原末の効能・効果

ホモシスチン尿症

サイスタダン原末の用法・用量

11歳以上は1回3g,11歳未満は1回50mg/kg(体重)を1日2回服用。

サイスタダン原末の使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……小児
(3)脳浮腫……本剤を服用すると脳浮腫がおこることがあります。頭痛,嘔吐,視覚異常などの脳浮腫が疑われる症状が現れたら,すぐに処方医に連絡してください。
(4)その他……
・妊婦での安全性……有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性……原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性……未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①脳浮腫(頭痛,嘔吐,視覚異常など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)すぐに処方医に連絡する副作用……激越,うつ病,易刺激性,人格障害,睡眠障害,嗜眠/けいれん,頭痛,筋緊張亢進/悪心,歯の障害,下痢,舌炎, 腹部不快感,嘔吐,食欲減退,胃腸障害,変色歯,腹痛,便秘,胃腸炎/毛髪脱落,じん麻疹,皮膚異常臭,発疹/鼻咽頭炎/尿失禁/感染性腸炎,インフルエンザ/発熱,無力症,メラノサイト性母斑
(2)検査などでわかる副作用……高脂血症/血中メチオニン値上昇

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)本剤との服用間隔を30分以上あけることが推奨される薬剤……アミノ酸配合剤(胎盤加水分解物,胎盤絨毛分解物,総合アミノ酸製剤:ESポリタミン配合顆粒アミノ酸製剤など),催眠鎮静薬・抗不安薬(ベンゾジアゼピン系ベンゾジアゼピン系催眠薬ベンゾジアゼピン系安定薬,バルビツール酸系バルビツール酸誘導体,非ベンゾジアゼピン系非ベンゾジアゼピン系催眠薬),抗てんかん薬(バルビツール酸系バルビツール酸誘導体プリミドン,ヒダントイン系フェニトイン,ベンゾジアゼピン系ベンゾジアゼピン系抗けいれん薬,分岐脂肪酸系バルプロ酸ナトリウムなど)

サイスタダン原末 - PC

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