シアリスの効能・用量・副作用など

シアリスの特徴

アメリカで最初に発売され,日本でも個人輸入する人が増えたため,製造許可がおりました。いわゆる生活改善薬に属するもので,健康保険の適応にはなっていません。シルデナフィルはアメリカでは50mgと100mg錠の発売ですが,日本では25mgと50mg錠しかありません。
本剤は医師の処方がないと買えません。まず受診して相談してください。
テレビなどでもEDという言葉を耳にします。これはerectile dysfunctionの略です。イギリスのNHS(公営医療保険)では,前立腺がん・脊髄損傷・腎不全・糖尿病・パーキンソン病・多発性硬化症などの疾患を治療している場合は,シルデナフィルについて保険給付することにしています。
シルデナフィルの類似薬として,2004年にはバルデナフィル,2007年にはタダラフィルが日本でも発売されました。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 泌尿器科の薬 > シルデナフィルクエン酸塩ほか > タダラフィル
形状 錠剤 
同じ分類の薬 アボルブ   ウリトス   ジェネリック薬: アポラキート   アランダール   アリルエストレノール  

シアリス メーカー別薬価など

会社 日本イーライリリー
日本新薬
保険薬価 錠剤5mg 【健康保険適応外】円
錠剤10mg 【健康保険適応外】円
錠剤20mg 【健康保険適応外】円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
C10
C20
C5
本体コード:
C10
C20
C5


シアリスの効能・効果

勃起不全(満足な性行為を行うに十分な勃起とその維持ができない人)

シアリスの用法・用量

1日1回,性行為の約1時間前に10mgを服用。勃起不全の状態により20mgに増量できる。軽度~中等度の肝機能障害あるいは中等度~重度の腎機能障害がある場合は,処方医の指示通りに服用。

「シアリス」を含むQ&A

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シアリスの使用上の注意と副作用

警告

①本剤と,硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤(亜硝酸アミル,ニトログリセリン・硝酸イソソルビド亜硝酸誘導体冠血管拡張薬など)との併用により降圧作用が増強し,過度に血圧が下がることがあります。
②本剤の市販後に,心筋梗塞などの重い心血管系の副作用がおこり,死亡例も報告されています。本剤を服用するに際しては,心血管系障害の有無などを調べることが必要です。

基本的注意

*すべての製剤の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……[すべての製剤]本剤の成分に対するアレルギーの前歴/硝酸剤・一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン,亜硝酸アミル,硝酸イソソルビドなど)の服用中/心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる人/重い肝機能障害/低血圧,治療による管理をしていない高血圧/脳梗塞・脳出血・心筋梗塞の前歴が最近6カ月以内にある人/網膜色素変性症
[シルデナフィルクエン酸塩,バルデナフィル塩酸塩水和物のみ]脳梗塞・脳出血・心筋梗塞の前歴が最近6カ月以内にある人
[バルデナフィル塩酸塩水和物,タダラフィルのみ]可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激薬(リオシグアト慢性血栓塞栓性肺高血圧症治療薬)の服用中
[シルデナフィルクエン酸塩のみ]アミオダロン塩酸塩アミオダロン塩酸塩の服用中
[バルデナフィル塩酸塩水和物のみ]先天性のQT延長の人(QT延長症候群),クラスⅠa(キニジンキニジン硫酸塩水和物,プロカインアミドプロカインアミド塩酸塩など)またはクラスⅢ(アミオダロンアミオダロン塩酸塩,ソタロールベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの)など)の抗不整脈薬の服用中/血液透析が必要な腎障害/不安定狭心症/CYP3A4を阻害する薬剤(リトナビルエイズ治療薬(2),インジナビルエイズ治療薬(2),アタザナビルエイズ治療薬(2),サキナビルエイズ治療薬(2),ホスアンプレナビルエイズ治療薬(2),ロピナビル・リトナビル配合剤エイズ治療薬(2),ダルナビルエイズ治療薬(2),テラプレビルC型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬),ケトコナゾール(外用薬を除く),イトラコナゾール深在性真菌治療薬,コビシスタットを含有する製剤エイズ治療薬(3))の服用中
[タダラフィルのみ]コントロール不良の不整脈/心筋梗塞の前歴が最近3カ月以内にある人/脳梗塞・脳出血の前歴が最近6カ月以内にある人
(2)慎重に服用すべき場合……陰茎の構造上欠陥(屈曲,陰茎の線維化,ペイロニー病など)のある人/持続勃起症の素因となり得る疾患(鎌状赤血球性貧血,多発性骨髄腫,白血病など)のある人/PDE5阻害薬肺動脈性肺高血圧症治療薬(3)または他の勃起不全治療薬の服用中/出血性疾患,消化性潰瘍/高齢者(65歳以上)/CYP3A4を阻害する薬剤(マクロライド系抗生物質マクロライドなど)の服用中/α-遮断薬の服用中
[シルデナフィルクエン酸塩のみ]重い腎機能障害/肝機能障害/カルペリチドの服用中/多系統萎縮症(シャイ・ドレーガー症候群など)
[バルデナフィル塩酸塩水和物のみ]中等度の肝機能障害
(3)服用法……①通常,性行為の1時間前に服用します。1日の服用は1回,24時間以上の間隔をあけます。シルデナフィルクエン酸塩は,食事とともに服用すると,空腹時に服用した場合に比べて効果の発現時間が遅れることがあります。②本剤は,催淫剤,性欲増進剤ではありません。また,性行為感染症を防ぐ効果はありません。
(4)検査……①[シルデナフィルクエン酸塩]動物実験において,メラニン色素に富む網膜との親和性が高いとの報告があります。長期に服用するときには,眼科的検査を受ける必要があります。②[バルデナフィル塩酸塩水和物]臨床薬理試験で,服用によるQTc延長がみられていることから,心血管系障害・肝機能障害がある人は必要に応じて心電図検査を受ける必要があります。
(5)服用中止……本剤の服用後に急激な視力低下や急激な視力喪失が現れた場合には,本剤の服用を中止し,速やかに眼科専門医の診察を受けてください。
(6)グレープフルーツジュース……[タダラフィル]本剤とグレープフルーツジュースを一緒にとると,本剤の作用が強まることがあるので,服用中はグレープフルーツジュースを飲まないようにしてください。
(7)危険作業に注意……本剤を服用すると,めまい,視覚障害などをおこすことがあります。服用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は十分に注意してください。

副作用の注意
重大な副作用

[タダラフィル]①発疹,じん麻疹,顔面浮腫,剥脱(はくだつ)性皮膚炎,皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群)などの過敏症。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

[シルデナフィルクエン酸塩]
(1)すぐに処方医に連絡する副作用……血管拡張,ほてり,潮紅,胸痛,動悸,頻脈,末梢のむくみ,心筋梗塞,失神/頭痛,めまい,傾眠,昏迷,異常感覚,下肢けいれん,記憶力低下,興奮,緊張亢進,錯乱,思考異常,神経炎,神経過敏,神経症,不安,不眠症,無気力/悪心,胃腸障害,口渇,消化不良,腹痛,げっぷ,胃炎,胃不快感,下痢,口唇乾燥,舌障害,白舌,腹部膨満,便秘,嘔吐,嚥下(えんげ)障害/陰茎痛,射精障害,朝立ちの延長,半勃起持続,勃起の延長,持続勃起,尿路感染,前立腺疾患/鼻炎,呼吸障害,鼻閉,咽頭炎,喘息,鼻出血,気道感染症,副鼻腔炎/関節痛,筋肉痛,骨痛,背部痛/発疹,かゆみ,眼瞼のかゆみ,脱毛症,男性型多毛症,発汗,皮膚乾燥,皮膚障害,紅斑/眼充血,結膜炎,彩視症,視覚障害,眼乾燥,眼痛,屈折障害,光視症,味覚異常,味覚消失,流涙異常,羞明(しゅうめい)/霧視,視力低下,網膜出血,網膜静脈閉塞,突発性難聴/疼痛,熱感,インフルエンザ症候群,リンパ節症,体重増加,疲労,無力症,過敏性反応,感染症
(2)検査などでわかる副作用……低血圧,高血圧/不整脈,不完全右脚ブロック/総タンパク減少,アルブミン低下,総ビリルビン・AST・ALT・γ-GTP・LDH・LAP・トリグリセリド・アミラーゼ・リン脂質上昇/ヘモグロビン減少,ヘマトクリット減少・増加,白血球増多症,好酸球増多症,リンパ球増多・減少,赤血球減少・増加症/CK上昇,BUN上昇,尿沈渣赤血球陽性,尿酸上昇,ナトリウム低下,無機リン上昇,尿タンパク・尿糖・ウロビリノーゲン陽性

他の薬剤使用時の注意

[すべての製剤]硝酸剤およびNO供与剤亜硝酸誘導体冠血管拡張薬→降圧作用を強め,過度に血圧を下げることがあります。
[バルデナフィル塩酸塩水和物,タダラフィルのみ]可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激薬(リオシグアト慢性血栓塞栓性肺高血圧症治療薬)→血圧低下をおこすおそれがあります。
[シルデナフィルクエン酸塩のみ]アミオダロン塩酸塩アミオダロン塩酸塩→QTc延長作用が強まるおそれがあります。
[バルデナフィル塩酸塩水和物のみ]①CYP3A4を阻害する薬剤(リトナビルエイズ治療薬(2),インジナビルエイズ治療薬(2),アタザナビルエイズ治療薬(2),サキナビルエイズ治療薬(2),ホスアンプレナビルエイズ治療薬(2),ロピナビル・リトナビル配合剤エイズ治療薬(2),ダルナビルエイズ治療薬(2),テラプレビルC型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬),ケトコナゾール(外用薬を除く),イトラコナゾール深在性真菌治療薬,コビシスタットを含有する製剤エイズ治療薬(3))→本剤の作用を著しく強めます。②クラスⅠa抗不整脈薬(キニジンキニジン硫酸塩水和物,プロカインアミドプロカインアミド塩酸塩など),クラスⅢ抗不整脈薬(アミオダロン塩酸塩アミオダロン塩酸塩,ソタロール塩酸塩ベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの)など)→QTc延長がみられます。

[シルデナフィルクエン酸塩]
(1)併用すると本剤の血中濃度が高くなる薬剤……CYP3A4阻害薬(リトナビル,サキナビル,ダルナビルなどの抗HIVウイルス薬エイズ治療薬(2),エリスロマイシンマクロライド,シメチジンヒスタミンH₂受容体拮抗薬,ケトコナゾール,イトラコナゾール深在性真菌治療薬など)
(2)併用すると本剤の血中濃度が低くなるおそれがある薬剤……CYP3A4誘導薬(ボセンタン水和物肺動脈性肺高血圧症治療薬(1),リファンピシンなどリファンピシン)
(3)併用すると本剤の降圧作用が強まることがある薬剤……降圧薬,α-遮断薬交感神経アルファ遮断薬,カルペリチド
[バルデナフィル塩酸塩水和物]
(1)併用すると本剤の血中濃度が高くなる薬剤……CYP3A4阻害薬(マクロライド系抗生物質→エリスロマイシンなどマクロライド),ビカルタミド抗アンドロゲン薬
(2)併用すると本剤の血中濃度が低くなる薬剤……CYP3A4誘導薬(ボセンタン水和物肺動脈性肺高血圧症治療薬(1),リファンピシンなどリファンピシン)
(3)併用すると本剤の降圧作用が強まるおそれがある薬剤……カルペリチド,α-遮断薬(テラゾシン交感神経アルファ遮断薬,タムスロシン排尿障害改善α₁受容体遮断薬など)
[タダラフィル]
(1)併用すると本剤の血中濃度が高くなる薬剤……CYP3A4阻害薬(ケトコナゾール,イトラコナゾール深在性真菌治療薬,クラリスロマイシンマクロライド,テラプレビルC型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬)など),HIVプロテアーゼ阻害薬エイズ治療薬(2) (リトナビル,インジナビル,サキナビル,ダルナビルなど)
(2)併用すると本剤の血中濃度が低くなる薬剤……CYP3A4誘導薬(リファンピシンリファンピシン,フェニトインフェニトイン,フェノバルビタールバルビツール酸誘導体など)
(3)併用すると本剤の降圧作用が強まるおそれがある薬剤……α-遮断薬(ドキサゾシン交感神経アルファ遮断薬,テラゾシン交感神経アルファ遮断薬など),降圧薬(アムロジピンカルシウム拮抗薬,メトプロロールベーター・ブロッカー(適応症が高血圧症のみのもの),エナラプリルACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬),カンデサルタンARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)など),カルペリチド(注射薬)

シアリス - PC

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