スタラシドの効能・用量・副作用など

スタラシドの特徴

注射薬として白血病治療に用いられてきたシタラビンから導き出された誘導体で,そのものには抗腫瘍活性はほとんどありませんが,内服後肝臓で代謝を受けて有効成分のシタラビンになります。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 代謝拮抗薬 > シタラビンオクホスファート > シタラビンオクホスファート水和物
形状 カプセル剤 
同じ分類の薬 ジェネリック薬: エスエーワン配合カプセルT   エスエーワン配合顆粒T   エスエーワン配合OD錠T   エスワンエヌピー配合カプセルT   エスワンケーケー配合錠T  

スタラシド メーカー別薬価など

会社 日本化薬
保険薬価 カプセル剤50mg 1カプセル 396.70円
カプセル剤100mg 1カプセル 675.90円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
100mg:NK 7021
50mg:NK 7025
本体コード:
NK 7021 100
NK 7025 50


スタラシドの効能・効果

成人急性非リンパ性白血病(ただし,強力な化学療法が対象となる人はその療法を優先)/骨髄異形成症候群

スタラシドの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対する重いアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……骨髄機能抑制/感染症の合併/薬物過敏症の前歴/肝機能障害/小児,高齢者
(3)治療の優先順位……本剤は,2~3週間連日服用することで効果が現れる薬剤です。そのため,寛解導入療法などの強力な化学療法が対象となる人は本剤の服用は避け,寛解導入療法を優先的に実施することになります。
(4)感染症,出血傾向……服用によって,感染症,出血症状の発現または悪化がおこりやすくなるので,状態に十分注意してください。
(5)頻回に検査……骨髄機能抑制などの重い副作用がおこることがあるので,頻回に血液,肝機能,腎機能などの検査を受ける必要があります。
(6)性腺への影響……小児および生殖可能な年齢の人が服用すると,性腺に影響がでることがあります。処方医とよく相談してください。
(7)その他……
・妊婦での安全性:原則として服用しない。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①骨髄機能抑制(白血球減少,貧血,血小板減少,汎血球減少など)。②間質性肺炎(発熱,呼吸困難など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹)
(2)おこることがある副作用……悪心・嘔吐,食欲不振,下痢,腹痛,口内炎,下血,黒色便/脱毛/血尿/発熱,倦怠感
(3)検査などでわかる副作用……総ビリルビン・AST・ALT・AL-P・LDH・γ-GTP上昇/BUN・クレアチニン上昇/血清タンパク減少

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)併用すると相互に骨髄機能抑制などの副作用が強まる薬剤……他の抗がん薬