ダイアモックスの効能・用量・副作用など

ダイアモックスの特徴

ここで取り上げる薬剤は,炭酸脱水素酵素阻害薬と呼ばれるもので,利尿薬として開発されました。
しかし,他に有効な利尿薬(チアジド系チアジド系薬剤など)が多数開発されたため,アメリカでは浮腫(むくみ)に使われることはありません。

ダイアモックス錠250mg

ダイアモックス錠250mg

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 眼科の内服薬 > アセタゾラミド > アセタゾラミド
形状 錠剤 
同じ分類の薬 アダプチノール  

お調べの商品と梱包や本体のデザインが違う場合は、薬剤師にお尋ねください。

ダイアモックス メーカー別薬価など

会社 三和化学研究所
保険薬価 末剤 1g 112.10円
錠剤250mg 1錠 25.60円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
250mg:Sc 237
本体コード:
Sc 237


ダイアモックスの効能・効果

緑内障/てんかん(他の抗てんかん薬の効果不十分な場合に付加)/肺気腫における呼吸性アシドーシスの改善/心性浮腫,肝性浮腫/月経前緊張症/メニエール病・メニエール症候群/[錠剤のみ]睡眠時無呼吸症候群

ダイアモックスの用法・用量

緑内障の場合は,1日250~1,000mgを分割服用。その他の適応症は,処方医の指示通りに服用。

ダイアモックスの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分またはスルフォンアミド系薬剤に対するアレルギーの前歴/肝硬変などの進行した肝疾患,高度の肝機能障害/無尿,急性腎不全/高クロール血症性アシドーシス,体液中のナトリウム・カリウムが明らかに減少している人,副腎機能不全,アジソン病
(2)長期間,服用してはいけない場合……慢性閉塞隅角緑内障
(3)慎重に服用すべき場合……重い冠硬化症・脳動脈硬化症・腎機能障害/肝疾患,肝機能障害/糖尿病,耐糖能異常/レスピレータなどを必要とする重い高炭酸ガス血症/ジギタリス製剤ジギタリス製剤,糖質副腎皮質ホルモン薬・副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の服用中/減塩療法中/乳児,高齢者
(4)定期検査……服用すると電解質異常や血液障害などがおこることがあるので,定期的に血液検査を受ける必要があります。
(5)ビタミンC……本剤を服用中にビタミンCを大量にとると,腎結石や尿路結石がおこりやすくなります。摂取量などについて処方医と相談してください。
(6)妊娠初期……動物実験で,死亡胎児の増加や骨形成不全などが認められています。妊娠の初期または妊娠している可能性のある人は服用しないほうがよいでしょう。
(7)危険作業に注意……本剤を服用すると,めまい・ふらつきなどをおこすことがあります。服用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は十分に注意してください。
(8)その他……
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①代謝性アシドーシス,電解質異常。②ショック,アナフィラキシー様症状(不快感,口内異常感,めまい,便意,耳鳴り,喘鳴(ぜんめい),発汗,血圧低下,呼吸困難,じん麻疹など)。③再生不良性貧血,溶血性貧血,無顆粒球症,骨髄機能低下,白血球減少,血小板減少,血小板減少性紫斑病。④中毒性表皮壊死融解症(TEN),皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群)。⑤急性腎不全,腎・尿路結石。⑥精神錯乱,けいれん。⑦肝機能障害,黄疸。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,発熱)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……光線過敏症/食欲不振,悪心・嘔吐,下痢,腹痛,便秘,味覚異常/知覚異常,麻痺,ふるえ,めまい,頭痛,興奮,いらいら感,うつ状態,傾眠,見当識障害/一過性近視/聴覚障害/多尿,倦怠感,潮紅
(3)検査などでわかる副作用……高尿酸血症,血糖上昇・低下/尿糖

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)本剤との併用で作用が強まる薬剤……ジギタリス製剤ジギタリス製剤,降圧薬
(2)併用するとおこりやすい副作用……①フェノバルビタールバルビツール酸誘導体,フェニトイン(抗てんかん薬フェニトイン)との併用で,クル病,骨軟化症が現れたとの報告があります。②カルバマゼピンカルバマゼピンと併用すると,その中毒症状が発現します。③アスピリンアスピリン小用量アスピリン(血栓防止用)と併用すると本剤の副作用が強まります。④糖質副腎皮質ホルモン薬,ACTHとの併用で,過剰のカリウム放出をおこすおそれがあります。
(3)併用すると本剤の作用を弱める薬剤……塩化アンモニウム

ダイアモックス - PC

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