ダントリウムの効能・用量・副作用など

ダントリウムの特徴

エペリゾン塩酸塩エペリゾン塩酸塩,バクロフェンバクロフェンなどと同じように痙性麻痺に使われますが,それらが中枢性に働くのに対し,ダントロレンナトリウム水和物は骨格筋に局所的に働くと考えられています。
服用時,肝機能の検査に異常がみられたら,直ちに中止しなければなりません。

ダントリウムカプセル25mg

ダントリウムカプセル25mg

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 肩こり・筋肉痛・腰痛の薬 > ダントロレンナトリウム水和物 > ダントロレンナトリウム水和物
形状 カプセル剤 
同じ分類の薬 アロフト   ジェネリック薬: アチネス   アフロクアロン   アロストーワ   エペソ  

お調べの商品と梱包や本体のデザインが違う場合は、薬剤師にお尋ねください。

ダントリウム メーカー別薬価など

会社 オーファンパシフィック
保険薬価 カプセル剤25mg 1カプセル 24.00円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
25mg
本体コード:
25mg


ダントリウムの効能・効果

以下の疾患に伴う痙性麻痺→脳血管障害後遺症,脳性麻痺,外傷後遺症(頭部外傷,脊髄損傷),頸部脊椎症,後縦靱帯(じんたい)骨化症,脊髄小脳変性症,痙性脊髄麻痺,脊髄炎,脊髄症,筋萎縮性側索硬化症,多発性硬化症,スモン,潜水病/全身こむら返り病/悪性症候群

ダントリウムの用法・用量

1日1回25mgから開始して,維持量まで増量(2~3回に分けて服用)。1日最大150mg(3回に分けて服用)。悪性症候群の場合は,1回25mgまたは50mgを1日3回。

ダントリウムの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/閉塞性肺疾患・心疾患による著しい心肺機能の低下状態/筋無力症状のある人/肝疾患
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害または肝機能異常の前歴/腎機能障害/慢性下痢/他の薬剤に対するアレルギーの前歴/イレウス(腸閉塞)/高齢者
(3)定期検査……服用中は,定期的に肝機能検査を受ける必要があります。
(4)危険作業は中止……本剤を服用すると,眠け,注意力・集中力・反射運動能力などの低下がおこることがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(5)その他……
・妊婦での安全性:未確立。原則として服用しない。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①黄疸,肝機能障害。②発熱,せき,胸痛,呼吸困難などを伴うPIE症候群(好酸球性肺浸潤)。③イレウス(腸閉塞)。④呼吸不全。⑤ショック,アナフィラキシー(顔面蒼白,血圧低下,呼吸困難など)。⑥胸膜炎。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹・かゆみ,光線過敏症)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……腹部けいれん,消化管出血/せき,呼吸困難,胸痛,胸水貯留
(3)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……眠け,めまい,頭痛,頭がボーッとする,言語障害,疲労感,不眠,精神錯乱,酩酊感,多幸感,けいれん,抑うつ,神経過敏,てんかん発作/食欲不振,便秘,悪心・嘔吐,下痢,腹部膨満感,腹痛,胃痛,嚥下困難,よだれ/頻尿,尿失禁,排尿困難,夜尿症,勃起困難,結晶尿/心悸亢進,頻脈,静脈炎/発汗,毛髪異常成長/しびれ感,視力障害,複視,味覚異常,流涙/脱力感,倦怠感,ふらふら感,熱感,窒息(ちっそく)感,むくみ,悪寒,背痛,発熱
(4)検査などでわかる副作用……AST・ALTの上昇/赤血球・血小板減少,好酸球増多/血圧変動

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)併用すると本剤の作用を強める薬剤……筋弛緩作用のある薬剤→ジアゼパムなどベンゾジアゼピン系薬剤ベンゾジアゼピン系安定薬,トルペリゾン塩酸塩など
(2)本剤とホルモン剤のエストロゲン(卵胞ホルモン卵胞ホルモン)との併用で,肝機能障害の発生例が多いという報告があります。
(3)カルシウム拮抗薬カルシウム拮抗薬との併用で,高カリウム血症に伴う心室細動と循環虚脱がおきることがあります。
(4)抗精神病薬との併用で,呼吸中枢抑制作用が増強される可能性があります。

ダントリウム - PC

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