チオデロンの効能・用量・副作用など

チオデロンの特徴

わが国で開発された抗エストロゲン薬で,日本薬局方にも収載されていますが,日本以外では使用されていないローカルドラッグです。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 ホルモン剤・抗ホルモン剤 > メピチオスタン > メピチオスタン
形状 カプセル剤 
同じ分類の薬 アリミデックス   アロマシン   イクスタンジ   ジェネリック薬: アナストロゾール   エキセメスタン  

チオデロン メーカー別薬価など

会社 塩野義製薬
保険薬価 カプセル剤5mg 1カプセル 91.60円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載


チオデロンの効能・効果

透析施行中の腎性貧血/乳がん

チオデロンの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……アンドロゲン依存性悪性腫瘍(例えば前立腺がん,男子乳がん)またはその疑いがある人/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……前立腺肥大/心疾患/腎疾患/がんの骨転移/幼児,小児,高齢者
(3)透析中の服用……透析施行中の腎性貧血の人が服用すると,尿量の減少,基準体重(dry weight)の増加がおこることがあります。異常がみられたら,処方医へ連絡してください。
(4)肝腫瘍……蛋白同化・男性ホルモン剤を長期大量に服用した再生不良性貧血の人などに,肝腫瘍が発生したとの報告があります。
(5)幼児・小児……服用すると,骨端の早期閉鎖,性的早熟をおこすことがあります。
(6)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみなど)
(2)おこることがある副作用……悪心・嘔吐,食欲不振,胃部不快感,腹部膨満感,心窩部(しんかぶ)不快感,心窩部痛,口内炎,口唇炎,口渇,下痢,便秘/多幸症,脱毛,皮脂分泌増加,皮膚色調の変化(紅斑など)/むくみ,食欲亢進,体重増加,手のこわばり,心悸亢進,満月様顔貌(がんぼう),倦怠感
〈女性〉回復しがたい嗄声(させい)(しわがれ声)・多毛,にきび,色素沈着,顔面紅潮,月経異常,陰核肥大,乳房縮小,性欲亢進
〈男性〉陰茎肥大,持続性勃起,性欲亢進,睾丸萎縮・精子減少・精液減少などの睾丸機能抑制
(3)検査などでわかる副作用……肝機能異常,赤血球増多

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。