チノの効能・用量・副作用など

チノの特徴

ケノデオキシコール酸は,1924年にガチョウの胆汁中に発見されたもので,1960年代以後,その胆石溶解作用が注目されていました。
胆石は,肝臓から分泌される胆汁の成分が固まって胆のう・胆管内にできた「石」です。コレステロール結石,ビリルビンカルシウム結石,黒色石などがありますが,本剤はまだ石灰化していないコレステロール胆石が適応です。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 胆石を溶かす薬 > ケノデオキシコール酸 > ケノデオキシコール酸
形状 カプセル剤 

チノ メーカー別薬価など

会社 藤本製薬
保険薬価 カプセル剤125mg 1カプセル 29.00円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
FPF441:125
本体コード:
CHINO


チノの効能・効果

外殻石灰化を認めないコレステロール系胆石の溶解

チノの用法・用量

1日300~400mgを2~3回に分けて服用,1日最大600mg。

「チノ」を含むQ&A

もっと見る

チノの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……重い胆道・膵臓障害/重い肝機能障害/肝・胆道系の閉塞性病変/妊婦または妊娠している可能性がある人
(2)慎重に服用すべき場合……消化管の潰瘍性病変/胆管胆石/肝機能障害の前歴
(3)定期検査……服用中は,定期的に肝機能検査を受ける必要があります。
(4)治療法……1年以上服用しても,胆石の縮小や減少がみられないときは,他の治療法を考えることになります。
(5)その他……
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみ)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……下痢・軟便,腹痛,胃部不快感,胸やけ,腹部膨満感,食欲不振,悪心・嘔吐/倦怠感,めまい,顔のむくみ
(3)検査などでわかる副作用……AL-P・AST・ALT・ビリルビンの上昇

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)本剤との併用で作用が強まる薬剤……スルフォニルウレア系経口糖尿病薬糖尿病治療薬(スルフォニルウレア系)
(2)併用すると本剤の作用を弱める薬剤……コレスチラミンコレスチラミン,制酸剤制酸剤,脂質低下薬