チルミンの効能・用量・副作用など
出典:株式会社法研発行 「医者からもらった薬がわかる本」 特定非営利活動法人 医薬制度研究会 著
薬剤師:五十川 亘|鵜飼 繁|谷口 英一|安田 實|山口 佳久|清水 通彦|澤木 仁史 |山森達浩|浦晋一郎
チルミンの特徴
カフェインに構造式が似ている化合物をキサンチン系薬剤カフェイン誘導体の強心薬といいます。本剤はそのうちの一つで,気管支筋のけいれんを弱める作用があるため,せき止めとして使われます。
チルミンの効能・効果
気管支ぜんそく,ぜんそく様気管支炎,慢性気管支炎,肺気腫
チルミンの用法・用量
成人は1回200mgを1日2回。気管支ぜんそくの場合は1回400mgを1日1回(就寝前)も可(テオロングを除く)。ユニコン・ユニフィルLA・テオフィリン徐放U錠,テオフルマートLの場合は1日1回400mg。小児は1回100~200mg(ドライシロップは20~40mg/kg〈体重〉)を1日2回。