トレリーフの効能・用量・副作用など

トレリーフの特徴

もともとは抗けいれん薬として,てんかんの治療に用いられていた薬剤です。パーキンソン病患者でけいれん発作をおこした人が服用したところ,パーキンソン病症状も改善することが判明し,パーキンソン病治療薬としての使用が承認されました。
新たな臨床試験が行われるなど開発に費用がかかることもあり,抗けいれん薬としてのゾニサミドの薬価に比べ,かなり高い値段がついています。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 パーキンソン症候群の薬 > ゾニサミド > ゾニサミド
形状 錠剤 
同じ分類の薬 アキネトン   アーテン   イーシー・ドパール配合錠   ジェネリック薬: アテネジン   アマンタジン塩酸塩  

トレリーフ メーカー別薬価など

会社 大日本住友製薬
保険薬価 錠剤25mg 1錠 1,115.90円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
DS 024 25mg
本体コード:
DS 024:25


トレリーフの効能・効果

パーキンソン病(レボドパ含有製剤に他の抗パーキンソン病薬を使用しても十分に効果が得られなかった場合)

トレリーフの用法・用量

1日1回25mg。パーキンソン病における症状の日内変動(ウェアリング現象)の改善には1日1回50mg。レボドパ含有製剤と併用する。

トレリーフの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……重い肝機能障害またはその前歴(定期的に血液検査を受けます)
(3)危険作業は中止……本剤を服用すると,眠け,注意力・集中力・反射運動能力などの低下がおこることがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(4)発汗減少……本剤服用中に発汗減少が現れることがあるので体温の上昇に注意し,このような場合には高温環境下をできるだけ避けます。
(5)悪性症候群……本剤の服用中,または服用中止後に悪性症候群がおこることがあります。発熱,意識障害,無動無言,高度の筋硬直,不随意運動,嚥下(えんげ)困難,頻脈,血圧の変動,発汗などが現れたら,服用を中止して体を冷やす, 水分を補給するなどして,ただちに処方医へ連絡してください。
(6)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①悪性症候群(発熱,意識障害,無動無言,高度の筋硬直,不随意運動,嚥下困難,頻脈,発汗など)。②皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN),剥脱(はくだつ)性皮膚炎。③過敏症症候群(発疹,発熱がみられ,さらにリンパ節腫脹,肝機能障害などの臓器障害,白血球増加,好酸球増多,異型リンパ球出現などを伴う)。④再生不良性貧血,無顆粒球症,赤芽球癆(ろう),血小板減少。⑤急性腎不全。⑥間質性肺炎(発熱,せき,呼吸困難など)。⑦肝機能障害,黄疸。⑧横紋筋(おうもんきん)融解症(筋肉痛,脱力感など)。⑨腎・尿路結石。⑩発汗減少に伴う熱中症。⑪幻覚,妄想,錯乱,せん妄などの精神症状。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,湿疹,かゆみ),ジスキネジア
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……眠け,気力低下,抑うつ,めまい・ふらつき,睡眠障害,頭痛・頭重,精神活動緩慢化,不安・不穏,幻視・幻聴,無気力・自発性低下,興奮,しびれ感,異常な夢,異常感,感覚異常,行動異常,自殺企図/動悸/食欲不振,悪心,嘔吐,口渇,胸やけ,胃不快感,便秘,下痢,腹部不快感,腹部膨満感,胃炎,胃痛,味覚異常,よだれ,口内炎,嚥下障害,胃潰瘍/排尿障害,頻尿,尿失禁/体重減少,立ちくらみ,むくみ,倦怠感,脱力感,発熱,貧血,視覚障害,脱水,呼吸困難,四肢痛,転倒,打撲,骨折,腰痛,汗疹,顔面潮紅,気管支炎,脱毛
(3)検査などでわかる副作用……ヘモグロビン減少,赤血球減少,ヘマトクリット減少,白血球減少,白血球増加,血小板減少,AST・ALT・AL-P・LDH・γ-GTP上昇,肝機能異常,BUN・クレアチニン上昇,タンパク尿,CK上昇,トリグリセリド上昇,血中コレステロール上昇,血中尿酸上昇,血糖上昇,血中カリウム減少,血圧低下・上昇,起立性低血圧,上室性期外収縮,心室性期外収縮,顆粒球減少,好酸球増多

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)併用すると本剤の作用を弱める薬剤……抗てんかん薬(フェニトインフェニトイン,カルバマゼピンカルバマゼピン,フェノバルビタールバルビツール酸誘導体,バルプロ酸ナトリウムなどバルプロ酸ナトリウム),レセルピンレセルピン,フェノチアジン系薬剤フェノチアジン系薬剤(クロルプロマジンなど),ブチロフェノン系薬剤ブチロフェノン系薬剤(ハロペリドールなど),スルピリドベンズアミド系抗精神病薬,メトクロプラミドメトクロプラミド
(2)本剤との併用で作用が強まる薬剤……フェニトインフェニトイン,三環系抗うつ薬三環系抗うつ薬(アミトリプチリンなど),四環系抗うつ薬四環系抗うつ薬(マプロチリン塩酸塩など)

トレリーフ - PC

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