ニッパスカルシウムの効能・用量・副作用など

ニッパスカルシウムの特徴

本剤は,現在用いられている抗結核薬のうちではいちばん古くからあるもので,1946年にスウェーデンのレーマンによって発見されています。耐性菌が生じにくく,ストレプトマイシンやイソニアジドイソニアジドと併用することで,それらに対する耐性菌の出現を阻止します。
副作用は比較的少ないのですが,服用量が1日10~15gと多く,胃腸障害が現れることがあります。一般に「パス」と呼ばれています。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 結核の薬 > パラアミノサリチル酸カルシウム水和物 > パラアミノサリチル酸カルシウム水和物
形状 錠剤 
同じ分類の薬 アルミノニッパスカルシウム   イスコチン   イスコチン原末   エサンブトール   ジェネリック薬: アプテシン  

ニッパスカルシウム メーカー別薬価など

会社 田辺三菱製薬
保険薬価 顆粒剤 1g 29.90円
錠剤250mg 1錠 17.00円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
本体コード:
TA 113


ニッパスカルシウムの効能・効果

肺結核,その他の結核症

ニッパスカルシウムの用法・用量

1日10~15gを2~3回に分けて服用。

ニッパスカルシウムの使用上の注意と副作用

基本的注意

*パラアミノサリチル酸カルシウム水和物(ニッパスカルシウム)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……高カルシウム血症
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害,腎機能障害,血液障害/薬物過敏症の前歴
(3)その他……
・妊婦での安全性:原則として服用しない。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①無顆粒球症,溶血性貧血。②肝炎,黄疸など。
[アルミノパラアミノサリチル酸カルシウム水和物]③低リン血症。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発熱,皮膚症状)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……食欲不振,悪心,胃部不快感,下痢
(3)検査などでわかる副作用……白血球・血小板減少/甲状腺機能障害,甲状腺腫/AST・ALT上昇/蛋白尿

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)本剤との併用で作用が強まる薬剤……抗凝血薬(ワルファリンカリウムワルファリンカリウム,ジクマロール)/フェニトインフェニトイン

ニッパスカルシウム - PC

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