ネオフィリンの効能・用量・副作用など

ネオフィリンの特徴

以前は虚血性心疾患や腎性・肝性浮腫が適応症に入っていましたが,最近ではそうした症状には使われません。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 強心薬 > カフェイン誘導体の強心薬 > アミノフィリン水和物
形状 錠剤 
同じ分類の薬 アカルディ   カルグート   ジゴキシン   ジゴキシンKY   ジェネリック薬: アデリール  

ネオフィリン メーカー別薬価など

会社 エーザイ
サンノーバ
保険薬価 末剤 1g 12.00円
錠剤100mg 1錠 5.80円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
本体コード:
EISAI NE 100


ネオフィリンの効能・効果

気管支ぜんそく,ぜんそく性(様)気管支炎,うっ血性心不全
[アミノフィリン水和物のみの適応症]肺気腫・慢性気管支炎などの閉塞性肺疾患における呼吸困難,肺性心,心臓ぜんそくの発作予防

ネオフィリンの用法・用量

1日300~400mgを3~4回に分けて服用。小児では1回2~4mg/kg(体重)を1日3~4回。

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ネオフィリンの使用上の注意と副作用

基本的注意

*アミノフィリン水和物(ネオフィリン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤または他のキサンチン系薬剤による重い副作用の前歴
(2)慎重に服用すべき場合……てんかん/甲状腺機能亢進症/急性腎炎/肝機能障害/妊婦または妊娠している可能性のある人,産婦,授乳婦,小児,高齢者
(3)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……本剤を服用しているときは摂取してはいけません。本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあります。
(4)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①ショック,アナフィラキシーショック(じん麻疹,蒼白,発汗,血圧低下,呼吸困難など)。②意識障害(けいれん,せん妄,昏睡など)。③横紋筋(おうもんきん)融解症(脱力感,筋肉痛など)。④けいれん,意識障害に続いておこる急性脳症。⑤肝機能障害,黄疸。⑥消化管出血(吐血,下血など)。⑦赤芽球癆(ろう)。⑧頻呼吸,高血糖症。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……発疹,かゆみ,じん麻疹,紅斑(多形滲出性紅斑など),固定薬疹などのアレルギー症状
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……頭痛,不眠,神経過敏(興奮,不機嫌,いらいら感),不安,めまい,耳鳴り,ふるえ,しびれ,不随意運動,筋緊張亢進/顔面潮紅,動悸,頻脈,顔面蒼白,/悪心,嘔吐,食欲不振,腹痛,下痢,腹部膨満感,消化不良,しゃっくり/タンパク尿,頻尿/貧血/むくみ,倦怠感,関節痛,四肢痛,発汗,胸痛
(3)検査などでわかる副作用……不整脈(心室性期外収縮など)/血清尿酸値・CK上昇/AST・ALT・AL-P・LDH・γ-GTP上昇/低カリウム血症

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)併用すると過度の中枢神経刺激作用が現れることがある薬剤……他のキサンチン系薬剤(テオフィリン,コリンテオフィリン,ジプロフィリン,カフェインなど),中枢神経興奮薬(エフェドリン塩酸塩,マオウなど)
(2)本剤との併用で副作用(低カリウム血症,頻脈,不整脈など)が強まることがある薬剤……交感神経ベーター刺激薬(イソプレナリン塩酸塩,クレンブテロール塩酸塩,ツロブテロール塩酸塩,テルブタリン硫酸塩,プロカテロール塩酸塩水和物),ハロタン
(3)併用すると本剤の中毒症状が現れることがある薬剤……シメチジン,メキシレチン塩酸塩,プロパフェノン塩酸塩,アミオダロン塩酸塩,エノキサシン水和物,ピペミド酸水和物,塩酸シプロフロキサシン,ノルフロキサシン,トスフロキサシントシル酸塩水和物,パズフロキサシンメシル酸塩,プルリフロキサシン,エリスロマイシン,クラリスロマイシン,ロキシスロマイシン,チアベンダゾール,チクロピジン塩酸塩,ベラパミル塩酸塩,ジルチアゼム塩酸塩,フルボキサミンマレイン酸塩,フルコナゾール,ジスルフィラム,デフェラシロクス,アシクロビル,バラシクロビル塩酸塩,インターフェロン,イプリフラボン,シクロスポリン,アロプリノール,ザフィルルカスト
(4)併用すると本剤の作用を弱めることがある薬剤……リファンピシン,フェノバルビタール,ランソプラゾール,リトナビル
(5)併用すると相互に作用が弱まることがある薬剤……フェニトイン,カルバマゼピン
(6)併用するとけいれんが現れることがある薬剤……ケタミン塩酸塩
(7)本剤との併用で作用が弱まることがある薬剤……ジピリダモール
(8)本剤との併用で作用が強まることがある薬剤……ラマトロバン,リルゾール
(9)喫煙により,テオフィリンの血中濃度が低下します。逆に,禁煙により血中濃度が上昇してテオフィリンの中毒症状がおこることがあります。