ノルレボの効能・用量・副作用など

ノルレボの特徴

本剤は,合成黄体ホルモンであるノルゲストレルの左旋性光学異性体を有効成分とする避妊薬(ピル)です。ただし,通常の経口避妊薬低用量ピルのように計画的に妊娠を回避するためのものではなく,避妊措置に失敗したり,避妊措置を行わなかった場合に,性交後72時間以内に緊急的に服用するもので,緊急避妊薬と呼ばれています。およそ80%の妊娠を防ぐことが可能で,性交後の服用が早ければ早いほど避妊の成功率が高くなるとされています。
本剤単独かつ1回の服用で有効であり,副作用の発現も少なく,これまで世界の約50カ国で承認されています。日本では初めての緊急避妊薬ですが, WHO(世界保健機関)によって必須医薬品(エッセンシャルドラッグ)の1つに定められています。
なお,本剤を服用するときは医師の処方が必要で,健康保険は適応されません。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 女性用ホルモン剤 > レボノルゲストレル > レボノルゲストレル
形状 錠剤 
同じ分類の薬 エストリオール   エストリール   保険適応外: アンジュ21   アンジュ28   オーソ777-21  

ノルレボ メーカー別薬価など

会社 あすか製薬
武田薬品工業
保険薬価 錠剤0.75mg 【健康保険適応外】円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
NL
本体コード:
NL


ノルレボの効能・効果

緊急避妊

ノルレボの用法・用量

1.5mg (2錠)を性交後72時間以内に1回。

ノルレボの使用上の注意と副作用

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/重い肝機能障害/妊婦
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害/心疾患・腎疾患またはその前歴
(3)妊娠の確認……本剤は,妊娠していると服用できません。服用したいときは,内診,免疫学的妊娠診断などによって妊娠していないことを確認してもらうことが必要です。
(4)避妊……本剤を服用しても妊娠する可能性があります。服用後も適切な避妊を行ってください。
(5)月経との区別……本剤の服用後に出血があったとき,不正性器出血や妊娠初期の出血と月経とを区別できない場合があります。改めて受診して,出血の原因を調べてもらうことが必要です。
(6)消化管障害・吸収不良症候群……重い消化管障害または消化管の吸収不良症候群がある場合には,本剤が十分に吸収されずに有効性が期待できないおそれがあります。
(7)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……本剤を服用しているときは,セイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないでください。本剤の効果が弱まるおそれがあります。
(8)授乳婦……本剤の成分は乳汁中に移行するので,服用後24時間は授乳を行わないでください。

副作用の注意
重大な副作用

重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)おこることがある副作用……頭痛,傾眠,浮動性めまい,体位性めまい,不安/消退出血,不正子宮出血,月経過多・遅延/悪心,下腹部痛,下痢,腹痛,嘔吐/貧血/倦怠感,異常感,口渇,発熱,疲労,末梢性浮腫,乳房圧痛

他の薬剤使用時の注意

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

(1)併用すると本剤の作用が弱まるおそれがある薬剤……抗けいれん薬(フェノバルビタールバルビツール酸誘導体,フェニトインフェニトイン,プリミドンプリミドン,カルバマゼピンカルバマゼピン),HIV感染症治療薬(リトナビルエイズ治療薬(2)),リファブチンリファブチン,リファンピシンリファンピシン,グリセオフルビン

ノルレボ - PC

PCX  説明(別ウィンドウ表示)