ヒスロンHの効能・用量・副作用など

ヒスロンHの特徴

合成黄体ホルモンの製剤で,高用量で用いることで抗エストロゲン作用を発揮して,乳がん,子宮体がんの増殖を抑えます。

処方薬/市販薬 (OTC) 処方薬
分類 ホルモン剤・抗ホルモン剤 > 黄体ホルモン(1) > メドロキシプロゲステロン酢酸エステル
形状 錠剤 
同じ分類の薬 アリミデックス   アロマシン   イクスタンジ   ジェネリック薬: アナストロゾール   エキセメスタン  

ヒスロンH メーカー別薬価など

会社 協和発酵キリン
保険薬価 錠剤200mg 1錠 259.90円
ジェネ
リック
識別
コード
薬の包装材や本体に数字・記号で記載
包装コード:
KH 405 200mg:HYSH
本体コード:
KH 405


ヒスロンHの効能・効果

乳がん,子宮体がん(内膜がん)

ヒスロンHの使用上の注意と副作用

警告

 本剤の服用中に重い動脈・静脈血栓症がおこり,死亡に至ったとの報告があります。

基本的注意

*メドロキシプロゲステロン酢酸エステル(ヒスロンH)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……血栓症をおこすおそれの高い次の場合→脳梗塞・心筋梗塞・血栓静脈炎などの血栓性疾患またはその前歴,動脈硬化症,心臓弁膜症・心房細動・心内膜炎・重い心不全などの心疾患,ホルモン剤(黄体ホルモン・卵胞ホルモン・副腎皮質ホルモンなど)の服用中,手術後1週間以内/妊婦または妊娠している可能性のある人/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/診断未確定の性器出血・尿路出血・乳房病変/重い肝機能障害/高カルシウム血症
(2)慎重に服用すべき場合……血栓症をおこすおそれのある次のような場合→高血圧症,糖尿病,高脂血症(脂質異常症),肥満症,手術後1カ月以内/腎機能障害/心機能障害/うつ病またはその前歴/てんかんまたはその前歴/片頭痛/ぜんそく/慢性の肺機能障害またはその前歴/ポルファリン症
(3)定期検査……服用によって,脳梗塞,心筋梗塞,肺塞栓などの重い血栓症がおこることがあります。服用前,および服用中は定期的にFDP,α₂プラスミンインヒビター・プラスミン複合体などの検査を受ける必要があります。
(4)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。「薬の知識」共通事項のみかた

副作用の注意
重大な副作用

①脳梗塞,心筋梗塞,肺塞栓症,腸間膜血栓症,網膜血栓症,血栓性静脈炎など。②うっ血性心不全。③アナフィラキシー。④乳頭水腫(視力消失,眼球突出,複視,片頭痛)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他副作用

(1)おこることがある副作用……満月様顔貌(がんぼう),子宮出血,月経異常,帯下(おりもの),無月経,多毛,乳房痛,脱毛,乳汁漏,クッシング様症状/糖尿病性白内障の悪化/しびれ,頭痛,ふるえ,めまい,筋けいれん,意識低下,抑うつ,多幸症,集中困難,眠け,不眠,神経過敏,無関心,錯乱,興奮/体重増加,発熱,倦怠感,疲労感/むくみ/視覚障害/黄疸/動悸,頻脈,息切れ/腹痛,悪心・嘔吐,食欲不振,食欲亢進,口渇,便秘,下痢/発疹,発汗,にきび,かゆみ,じん麻疹,潮紅/嗄声(させい)(しわがれ声),熱感
(2)検査などでわかる副作用……糖尿,耐糖能異常,糖尿病悪化/白血球増多,血小板増多/高カルシウム血症/LDH・AST・ALT上昇/血圧上昇

他の薬剤使用時の注意

ホルモン剤(黄体ホルモン黄体ホルモン,卵胞ホルモン卵胞ホルモン,副腎皮質ホルモン副腎皮質ステロイド薬など)→血栓症をおこすおそれが高くなります。

ヒスロンH - PC

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